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キュンってする日 (1/4)


どうも、寝落ちのプロ璃亜です。

気付いたら自分の部屋のベッドにいて爽やかな朝でした。とりあえず、朝食の時に聖ルドルフのメンバーのテーブルに行って謝りましたよ。

そしたら淳くんに寝顔可愛かったら許すとか言われた。あれ?おかしいな、許されたのになんでか泣きたいでござる。


そして今日は、丸々1日勉強をする日です。まぁ、早く言えば体を休めて脳を働かせる日みたいな?正直、あたしからしたら地獄の1日になりそうですよ!



「イヤァァアァ!なんで英語が3回もあるの!?おかしくない!?」

「お、俺も英語3回ッスよ…」

「おかしいのは璃亜と赤也の英語力だけどな」

「うるせぇ!お前は、数学3回じゃねぇか!」

「それな。マジで辛い」

「昨日、コーチ達に頼まれて毛利さん達と考えたのよ。まぁ、ほとんどの人はある程度心配はなかったんだけど、少人数壊滅的な人達がいてね…ふふふ」

「「「…ご、ごめんなさい」」」



そして今日1日の勉強の予定表を見て絶望する立海バカ代表のあたしとブン太と赤也であった。

ちなみに時間だけなら赤也がマジでヤバい。さすが、バカ也は伊達じゃない!

基本が一科目40分であたしの場合英語が3回分なので2時間英語ですね!泣きたいね!ちなみに現社は2回だって!なんだこの地獄の予定表!



「ほら、そんなバカみたいな顔してないでさっさと教室行きなさいよ」

「3回ぶっ通しの英語に絶望しかない」

「3回目は璃亜達みたいな特別な人だけだけどね。普通の人は休み時間だし」

「なにそれイジメ?」

「ちなみに特別な3回目を行うのは、お前達の他に四天宝寺の遠山だけだぞ。2回受ける者はぼちぼちいるが」

「ハァ…俺達立海から3人とか…本当にしっかりしてよね」

「ちゅーか、ブンちゃんは数学以外はぼちぼち出来るからええが…問題は璃亜と赤也じゃな」



なんという立海バカ説!!

いや、むしろ立海勢は出来る人と出来ない人があからさま過ぎるんだよ!0か100じゃねぇか!!まぁ、あたしは0ですけどね!!

ていうか、あたし夏休み明けのテストで英語普通にいい点だったのになんで!という疑問は、柳くんの特別審査テストの結果だ…という一言で妙に納得した。だって、あのテストマジで全然わかんなかったもん。

あぁ…マジでやだよぅ…。
そして基本は学年ごちゃ混ぜでやるらしいので赤也とあたしは、英語が3回なのでずっと一緒である。なにこれ、嬉しくない。

とりあえず、あたしとブン太と赤也はテンション下がったまま重い足取りで教室に向かった。


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