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負けず嫌いなんです (1/4)


はい、どうもー璃亜です!

只今、先日来たばかりの合宿場に到着しました。とりあえず、さっきまでバスの中で寝ていたので頭がボーッとしていますが、元気です。

ちなみに審査テストは、華麗に受からず!身体検査の結果、マネージャー兼選手として参加する事になりました。

とりあえず、赤也には謝ったんだけど俺の為に頑張ってくれたんでいいッスと言われた。

やっぱり、お前はいい子だ!



「璃亜ちゃーーん!!」

「あ、ジローちゃっ…ぶふっ!?」

「俺、ずっと璃亜ちゃんに会いたかったからチョー嬉C〜っ!!」

「璃亜さーん!お久し振りです!元気そうでよかったぁ」

「ジローちゃんにちょたくん!てか、相変わらず氷帝は早いな」

「アーン?後は、四天宝寺だけだぞ。まぁ、そろそろ着くみてぇだがな」

「いやぁ…それにしても参加人数ヤバイな。ちょっと引いた」



合宿場に着くなり、氷帝メンバーがお出迎えしてくれたんだけど周りを見れば色とりどりのジャージが目に入り、自然と前の合宿を思い出す。

しかもよく見たら女の子がいるんだけど。え?どう見てもマネージャーでは無さそうだけど、どういう事なんだ!

合宿参加校は、部長ズから連絡あったからある程度把握してたけど…女の子がいるのは知らなかったな。



「ねぇちゃーーーーん!!」

「…へぶしっ!!」

「うむ、相変わらず楠木はタックルされるのが好きだな」

「好きでされてる訳じゃないですけど!?金ちゃん…久し振りだね。とりあえず、タックルするならもっと優しくしてくれるかね?」

「ご、ごめんな?ねぇちゃんに会えて嬉しかったんや…」

「タックルは許すのか…」

「いや、だって金ちゃんだし」



そしてどうやら、四天宝寺も着いたらしく金ちゃんを追って来たのかみんなが走って登場した。しかも着くなり、蔵が金ちゃんに璃亜ちゃんにタックルするんは俺や!とかタックル禁止や!等と言っているが、無視をする。

蔵の身長でタックルされたらあたし普通に吹き飛ぶんですけど…ワリとマジで洒落にならないからやめて下さい。

そんな会話を無視してもう一度、周りを見渡しているとグンッと視界が上がってちょっと焦った。



「璃亜〜会いたかったばい」

「やだ…千歳くんアトラクションを懐かしいとか思ってしまったあたしは末期かもしれない」

「相変わらず、璃亜は軽いばいねぇ」

「千歳くんは相変わらずでっかいねぇ〜」

「相変わらず、会話がアホ丸出しやな」

「ひーちゃんの毒舌は健在か!!」

「素直なだけッスわ」



千歳くんに高い高いされながらひーちゃんを見下ろすと、腹立つとか言われた!理不尽過ぎる!そして既にカオスなんだけど!

この合宿カオスになる予感しかしない!


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