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罰ゲーム有りで (1/4)


食事を終えて、ジローちゃん達に案内されて跡部くんが用意してくれたあたしに部屋に戻ってきた。(※寝てた部屋)

ちなみに跡部くんが言った通りに食休みをしてからバスケをしに行くのでそれまで暇を潰そうと言うことでみんな一緒にいる。



「それで何するんですか?順番に怖い話でもしますか?」

「つーか!それ日吉がしたいだけだろ」

「無難にトランプなんてどうです?ちょっと人数多いですけど」

「さすが長太郎!いい事言うじゃねぇか」

「でも何をするんだい?この人数だとやるものを限られるだろ?」

「せやなぁ、ペア作って七並べとかどや?罰ゲームありとかおもろいやん?」



ヤバい、氷帝のノリが楽しすぎてなんかクセになりそう。

トランプをどっからともなく持ってくるちょたくんにペア決めをどうするか考えてるがっくんと忍足。

早くも火花を散らしている萩ちゃん(※滝さん)と宍戸くん。

そしてお腹がいっぱいになって眠いと言っていたジローちゃんは、あたしに張り付いていつの間にか寝ていた。


しかし、ジローちゃんが寝てしまった事によりペアが作れなくなってしまった。どうしようと考えていると幸村くんが俺は、見てるよ。と言い出した。でもペアを決めさせて?と柔らかく笑う幸村くんに誰も逆らえずにペアを幸村くん決めてもらった。

その結果…


「ちょ、仁王とかやだ!」
「失礼な上に傷付くぜよ」

璃亜、仁王ペア

「日吉、足引っ張んなよ!」
「向日さんこそ突っ走らないで下さいよ」

日吉、向日ペア

「鳳とかいな。よろしゅう」
「はい、頑張ります!」

忍足、鳳ペア

「こいつとペアとか激ダサだぜ…」
「俺と宍戸を組ませるなんて…やるねー」

宍戸、滝ペア



完全に幸村くん楽しんでるよね。特にあたしんところと萩ちゃんのところ。

しかしほら、配るよ。と笑顔でトランプをシャッフルしている幸村くんに文句を言えるはずもないので渋々黙る。

ちなみにあたしは、ジローちゃんが張り付いてるので動けない為、仁王があたしの隣に来てくれた。



「罰ゲームも俺が考えておくから安心してくれていいよ…ふふ」

「それ全然、安心出来んやん。罰ゲームで視界はもらっていくでとかなしやで?」

「なにそれ、こわい」

「でも幸村なら言いそうだよなぁ!ならさ、バンジーとかでいいんじゃね?」

「それじゃあ向日さんだけご褒美じゃないですか」



しかも罰ゲームまで幸村くんが決めるらしい。しかも視界はもらっていくってどういう事なんでしょうか。

幸村くんに恐怖しながらも配られたトランプに目を通した。

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