顔面にシュート! (1/4)
どうも、最近テンションが高いと康ちゃんにタミフルでも飲んでるの?と心配された璃亜です。
いや、別に高くないし。いつも通り普通なんだけどね。
あ、違うよ!いつもタミフってるとかそういう意味じゃないからね!
「せ、せんぱぁぁあい!!」
「おい、こっち来んな!」
「ひ、酷いっ…ぶっ!」
「お前等、本気で容赦ねぇな」
「誕生日はパイ投げッスよ!とか言い出したの赤也だろぃ!おら、行くぜぃ!!」
「ギャァァ!パイ投げ地獄ぅぅぅ!」
はい、今日は赤也の誕生日です!なので部活後にみんなで焼き肉に行きました。
そして現在、赤也宅の庭にてパイ投げ大会をしています。ちなみにもう20時近いです。
こいつ等、マジでバカなんじゃないかな。
しかもみんなジャージだからってやりたい放題過ぎて辛い。何故、赤也のお姉さんはパイ投げを許可してしまったんだろうか。
…いや、なんか楽しそうだから全然いいよ!とか言ってたな。
「ふふ、赤也が楽しそうで何よりだよ」
「開幕、全員の顔面にパイを投げ付けた人は言うことが違いますね」
「え?もっと顔面にパイ欲しいの?」
「散々、さっき仁王とブン太と貴方にやられたからもうやめて」
「ふふ、顔が真っ白で怖いよ」
「やった本人が言うなし。てか、これで帰るの恥ずかしいんだけど」
「え、璃亜はそれで帰るの?頑張ってね。俺等は、赤也ん家でシャワー借りるけど」
「おい、やめろや」
ちなみに早苗と柳くんは、いつの間にかシャワーを借りたらしく部屋の中から赤也のお姉さんと観戦している。
あのバカップルマジでいい加減にしろよ!まぁ、早苗の怒りのパイ投げが精市の後頭部にヒットした時は大爆笑したけど。
ちなみにあたしは、柳くんに投げまくったが1発も当たらなかったので弦ちゃんと共闘して顔面にぶつけてやった!やったぜ!まぁ、その後に五倍返し食らったけどな!!
「ギャハハハハハッ!」
「に、似合う…な、なりっ…」
「ジャ、ジャッカル先輩っ…ぶふぅぅ!」
「お、お前等なぁっ…」
「なかなかお似合いですよ」
「うむ、イメチェンというヤツだな!」
「ジャッカルくんは、どんな髪型でもイケメンだよー!!」
「おい、髪じゃねぇよ!」
そして頭に生クリームを盛り付けられてゲラゲラと笑われてるジャッカルくんに声を掛けたが、何故か突っ込まれた。
てか、ブン太笑い過ぎだろ。
なんかイラッとしたのでゲラゲラ笑ってるブン太の顔面にパイをシュート!超エキサイティン!!
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