華麗に地雷を踏み抜く (1/4)
夏休み終盤なのにこのスケジュールのキツキツ感なんなんですかね?
はい、本日は四天宝寺の方々がわざわざ練習試合をしに立海まで来てくれました!
本当にわざわざ関西から来るとは…ヤバいな、四天宝寺。しかも日帰りじゃなく泊まりですよ。ハンパねぇ!
「ねぇちゃーん!!」
「相変わらず、金ちゃんは元気だね〜。あたしは、ここ最近忙し過ぎてなんかお腹いっぱいだよ」
「ねぇちゃんお腹いっぱいなん?朝飯食べ過ぎたんか?」
「いや、むしろ朝御飯はかなり質素だったよ」
「あれやろ、昨日氷帝と練習試合やったからやろ。ホンマ、2日連続で練習試合とか有り得へんッスわ」
「あ、ひーちゃん。久し振り〜」
「あかん、いつも勢いがあらへん」
いや、なんかもう…氷帝の後に四天宝寺とか焼肉の後にジンギスカン食べに行く様なもんだよ?むしろ、焼肉から焼肉レベルだよ?
普通に濃過ぎるんですよ。
いや、別にね?体調が悪いとかじゃなくてね?なんかね?疲れちゃってるんですよ。
主にツッコミ的な意味で。
氷帝も四天宝寺も好きだよ?でもね?元から立海が濃いのに更に氷帝、四天宝寺が加わって2日連続だよ?あたしだってね〜ツッコミ放棄したいわ。
「なん?璃亜、元気あらへんやんか。大丈夫なんか?」
「お〜謙也。相変わらず、スピスタってるね〜」
「璃亜〜どぎゃんしたと?元気なか」
「千歳くんだ〜。わぁ〜たかぁ〜い。久し振りの千歳くんアトラクションだ〜」
「ゆ、幸村くん…璃亜ちゃんどないしたん?なんかキャラおかしない?」
「ふふ、璃亜がおかしいのはいつもの事だから気にしなくていいよ」
おう、せやな。
とりあえず、準備はし終わってるから千歳くんにくるくる回されながら過ごそうか。なんか、気付いたら記憶無くなってそうだけど。
そして午前中に試合がないらしい千歳くんに抱っこされながら、試合観戦なうです。
あぁ〜なんか今日は、日差しが強過ぎなくていい感じに眠くなるなぁ。
「なんか千歳さんが大きいのもあるッスけど…璃亜先輩が大人し過ぎて人形みたいッス」
「璃亜は、ほんなこつむぞらしか。ん〜ぎゅうばい」
「おぉ、ぎゅーされた」
「う、うむ…楠木、体調が悪いのか?ならば、余り無理はしない方がいい」
「ん?大丈夫。そろそろ正気に戻るから」
「ほんなら、今まで正気やなかったんかい!ちゅーか、なにがあったんや」
「おっしゃ!復活!いやぁ、昨日の練習試合で氷帝の相手でツッコミ疲れしたからちょっとクールダウン?」
とりあえず、復活して立ち上がろうとしたら千歳くんに抱っこされてるから立てる訳もなくがっちり後ろからホールドされました。
うん、別に動くつもりないからいいや。それに千歳くんなら変な事しないし安心出来る。むしろ、千歳くんの体温が心地好くて眠くなります。
いやぁ、それにしても今日もなかなか白熱した試合ですねぇ。
ブン太・ジャッカルくんペアとラブルスがなんかコントしながら試合してたり、精市と白石くんがスーパースマイル対決してたり、仁王とひーちゃんはなんかピリピリしてるし。
相変わらず、カオスだぁ…(遠い目)
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