驚異のスイーツ男子 (1/5)
うは!このクレープ美味しい!
あ、どうも璃亜です。
そして今更ながら、男子6人に女子1人でクレープ食べてるっておかしいよね。町田ちゃんがいればまだマシだったのに!
周りからの視線がヤバイ。
「ふふふ、璃亜美味しい? ここのクレープ屋さんは、裕太が教えてくれたんだ」
「うん、めっちゃ美味しい!裕太くん、いい店知ってるね!他にオススメなお店ある?」
「えっ、あぁ…楠木さんは甘い物好きなんですか?」
「ん?好きだよ。てか、美味しい物ならなんでも好き」
「へぇ…な、ならケーキとかは?」
「んー、よく付き合わされるから好きだよ。いっぱいは、食べらんないけどね」
お、裕太くんの顔がパァッと明るくなったぞ。アレか、裕太くんは甘党か!なんかあたしの周りは、甘党と言うか…スイーツ男子多いな。
ブン太・ジローちゃん・がっくん・仁・ダビデくん・ひーちゃん・一斗・茜…後、まだ居たような。
いや、普通に多過ぎて笑った。
このメンバーは、合宿中気が付けば甘いお菓子を食べてた気がする。
お菓子だけなら、赤也とかわかちゃんもよく食べてたけどね。わかちゃんの濡れ煎餅とか渋過ぎて笑ったけど。
「あ、でも作る方が好きかな。料理好きなんだよねー」
「ケーキとか作れるんすか?」
「余裕余裕!ブン太…あぁ立海の自称天才の人ね?に誕生日って事でホールであげたし」
「ふふふ、璃亜は料理上手いからね。璃亜が作ったチーズケーキは美味しかったな」
「へへっ…あれは、自信作でした!甘いの苦手な人用だったから裕太くんは、あんま好きじゃなそうだけどね」
「あぁ、そう言えば亮も料理上手いって言ってたなぁ」
おぉ!なんか嬉しい!
単純に自分が作った物を美味しいって言って貰えると、また作ろう!って気持ちになるよね。
まぁ、結構料理には自信あるからね。こだわりはあんまりないけど、美味しく作ろうとはしてるし!!
てか、プチワカメヘアー観月くん(長い)がなにやら手帳になにかを書き込んでいる。
あれ?なんか柳くんと乾くんが思い浮かんだぞ?ビビッとなにかを受信したぞ?あれ?もしかしてあの2人の同族?
「ほぅ!見た目によらず家庭的だーね!」
「ちょ、見た目によらずは余計だーね!」
「ふふふ、むしろ見た目とか以前になにもかもが規格外の子だけどね」
「なんか凄い変人扱いされてる気がする!」
「ハハハッ、本当に面白い奴だな」
ちょ、赤澤くんが爽やか過ぎる!
あれだ、色黒なせいかジャッカルくんみたいでヤバイ。なにがヤバイって爽やかな笑顔にキュンってした!
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