真っ黒集団! (1/4)
はい、どうも璃亜です。
今日は、先日わざわざ部長ズが申し込みに来た練習試合でございます。
そして本日の練習試合のお相手は、不動峰の皆さんです!ようこそ、真っ黒集団!
「今日は、よろしく頼む」
「ふふふ、こちらこそよろしく。練習も一緒にって事で早速参加して貰おうかな」
「あぁ、一緒に練習までさせて貰えるとは恩に着る」
「ふふふ、全然いいよ。その代わり、うちの練習は軽くはないから無理はしないでよ」
「うむ。酷い時は、うちの赤也が付いて来るのがやっとのレベルだからな」
「それは、楽しみだな」
橘くーん!やめてあげてー!橘くんは大丈夫かもしれないけど、不動峰の1年生が青い顔してるからー!
てか、だからいつもはデータ録りしてる早苗が今日はあたしと一緒にドリンクと冷タオル担当なのね。倒れるの前提じゃないですかー1年生逃げてー!
それにしてもドリンクの量がヤバい。冷タオルの量もヤバい。とりあえず、今回は早苗と分担できるからいいけどさ。
「不動峰の1年は、無理だと思ったら休憩入っていいからね。倒れられても困るし」
「なんかあれば、あたしか早苗に声掛けてねー。対応するから」
「あ、もちろん立海の1年は許さないよ?いつも通り、メニュー終わらせなかったらペナルティーあるから」
「…優しいと思ったらいつも部長だった」
「ふふふ、なに?赤也は、2倍いっとく?」
「な、なんでもないッス!!」
「じゃあ蓮二は、不動峰にメニューの説明。真田はいつも通り1年の指導して」
とりあえず、練習が始まったので急いで早苗とドリンクと冷タオルを作りに向かう。
ドリンクはあたしで、冷タオルは早苗に任せました。まぁ、ドリンク作りはあたしの方が早いからね、仕方ないね。
とりあえず、予備のボトル出して〜…。不動峰は、人数が少ないからよかった。いや、3年がいないからだろうけど。
まぁ、うちも3年生はもういないんだけどね。なんかあたしがマネージャーになった時にはいなかったし。
そしてちゃちゃっとドリンクを作って部室に冷やしに向かうと早苗が冷タオルを作ってる最中でした。
いや、まぁ…量が量だからね。
「早いわね」
「まぁね。ドリンク冷やしたら、手伝うよ」
「あんたは、いつもこれを1人でやってるのよね。今更だけど、今度から手伝う様にするわ」
「は?いいよ。てか、早苗にはデータ録りがあるじゃん。それに無理なら最初から手伝ってって言うし」
「でもこっちの方が重労働じゃない」
「あたしに出来ない事を早苗がやってるんだから、気にする事じゃないよ。それに結構、こういうの好きだし」
と言うか、あたしはデータ録りとかよりこっちの方が好きだからね。それにあたしは、早苗みたいに頭が良くないしね!
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