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自由って恐ろしい! (1/4)


ふぅ、食べた食べた。

ちなみに別に分けておいたデザートは、女の子達でちゃんと食べたよ!予想通り、デザートとか残ってなかったし!

てか、デザートどころかみんな完食したからね!あんなに作ったのに!普通に食べ過ぎだろ!

そしていつもの様にみんなは先に上がり、あたしは長風呂を楽しんでさっき上がって、びしょ濡れの髪をわしゃわしゃしながら歩いているとなにやら、自販機の前に集団を発見した。



「わっかっちゃーーーんっ!!」

「…ぐふっ!?」

「あ、勢い良過ぎた」

「なんや、璃亜さんやん。ちゅーか、髪びしょ濡れやん」

「ちょ、璃亜先輩!風邪引くッスよ!?」

「大丈夫だっつの。てか、なにやってんの?」



とりあえず、凄い勢いでわかちゃんにタックルしたら珍しくわかちゃんがよろけた。

てか、良く見たら1年しかいねぇじゃん。なんだ、先輩の愚痴でも言い合ってんのか!

なにそれ楽しそう!
あたしも混ぜてくれ!

とか思ってたから凄い勢いで頭を鷲掴みされた!やだ、わかちゃんったら…凄い良い笑顔っ…!!



「ご、ごめんて!可愛らしいキノコヘアーが見えてね?ついね?」

「…頭カチ割られたいんですか?と言うか、髪を乾かす事をいい加減に覚えて下さい」

「いつも部屋に戻ったら乾かすんだよ!っいてててっ!!わかちゃんストップ!落ち着け!」

「ハァ…それで切原、どうするんだ?一番、来て欲しくない人が来た訳だが」

「あー…どうすっかな」



あれ?まさかのあたしへの不満を言い合う会だったのか!!てか、あからさまに赤也がやっべぇ…って顔してるし。

なんやねん!あたしが邪魔なんか!クッソ!この1年ボウズ共め!てか、みんなで集まるとか仲良いな!可愛いじゃねぇか!この野郎!

とりあえず、あたしが邪魔なのは事実みたいだからさっさと退散しよう。



「おう、なんか邪魔らしいから帰るわ!君達も夜更かしばっかせんとはよー寝るんやで!」

「なにそれ…なにキャラ?」

「なんやバカにされとる気分やけど、璃亜さんの方がバカやし気にせんでええやろ」

「ハッ、だな。まぁ、ちゃんと髪乾かして下さいよ」

「璃亜さん、おやすみなさい!」

「クッソ!可愛くねぇ!!さすが生意気コンビ!ちょたくんを見習え!」



とりあえず、相変わらずの生意気コンビは置いといて可愛らしく手を振ってるちょたくんとそっぽ向きながら軽く手を振る伊武ちゃんに手を振り返して、その場を後にした。

なんか赤也が俺はー!?とか騒いでた気がするけど無視した。


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