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血に染まる狂気 (1/4)


その後の四天宝寺の練習は、まぁボチボチだった。昼食の時に、立海メンバーに状況説明しといた。

後、なんだかんだで天龍寺さんはマネージャーの仕事をちゃんとやってるらしく安心した。

んで、午後の練習も無事に終わった。もちろん、ひーちゃんや謙也はあたしに無駄に話し掛けて来なかった。

ひーちゃんのこういう時にしっかり言われた通りにやってくれるところ大好きだわ。謙也は、あからさまに顔に出てたけどあたしが無視をした。ごめんな、謙也。


そして合宿所に戻るなり、赤也のタックルを食らう。何故かあたしを待っていたらしい。いや、だからってタックルはやめろ。



「璃亜先輩ッ!大丈夫ッスか?どっか怪我とかしてないッスか?」

「オメェのせいで現在進行形で体がいてぇよ」

「これ、赤也。お前は、くっつき過ぎじゃ」

「本当だぜい!退け、赤也!」

「んで?なんで3バカがいんの?」

「3バカ言うな!羽川と幸村くんに言われたんだよい。璃亜を迎えに行ってくれって」



あー、なるほどね。
正直、なんでこの3バカを寄越したのか早苗と幸村くんに問いたいが、まぁいいや。

とりあえず、張り付いてる赤也を剥がしてから4人で幸村くん達の部屋へと向かった。

てか、その前にあたしはシャワー浴びたかったよ。汗かいて気持ち悪いよ。


そして幸村くん達の部屋に着いてノックをしてから部屋に入るとそこには立海メンバーと跡部くん・天龍寺さんがいた。



「なんかあったのー?」

「アーン?なんかあったのは、お前の方だろうが。日吉と忍足から聞いたぜ」

「でも思ったより顔色は悪くないところを見ると、他になにもなかった様だな」

「ドリンクぶっ掛けられたくらいじゃ大丈夫だっつーの。で、なんかあったの?」

「だからお前の話だって言ってんだろーが」

「えぇー?なら、シャワー浴びて〜ご飯食べてからにしようよ。あたしお腹空いた」

「…本当に璃亜先輩って緊張感ないッスね」

「うっせ。てか、赤也には言われたくない」



とりあえず、幸村くんと早苗が相変わらず怖かったけどお許しが出たのであたしと早苗と天龍寺さんでお風呂に入って、立海・氷帝メンバーと夕飯を食べに向かいました。


てか、いつも練習終わったら、すぐにお風呂行って夕飯だったし、習慣になってたから仕方ないね!


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