×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -

1年生が素直過ぎる件 (1/4)


そしてなんだかんだで午前の練習が終わり、みんなで合宿所へと戻る。ちなみに赤也は、念のためにずっと木陰で休んでました。



「璃亜ちゃーーんッ!」

「…グフッ!?」

「お、おい、ジロー!」

「毎度毎度、璃亜さんを殺そうとしてるんじゃないかってくらいの勢いですよね」

「璃亜センパァァイ!?」

「ジ、ジローちゃん…」



そして合宿所に着いたら凄い勢いでジローちゃんに飛び付かれた。いやね?ジローちゃん可愛いし、いい子だから好きだけどさ?ちょっと手加減してくんねぇかなぁ。

てか、わかちゃんわかってなら止めようぜ?アレか!また反抗期かコノヤロー!

とりあえず、飛び付いて来たジローちゃんの頭を撫でるとえへへ〜と嬉しそうに笑われてやっぱり怒れない。マジでジローちゃん天使。



「璃亜ちゃん!明日、一緒に遊ぼ!」

「…へっ?」

「食堂に全員集まったら跡部部長から詳しく説明されますけど、明日は練習はなしで自由らしいんですよ」

「なぁに、それぇ〜」

「まぁ、早く言えば休息日って事やな。ほな、嬢ちゃんは俺とデートしよか」

「いや、それはねぇよ」

「ちょ、即答やめてや…」



へぇ、そんなのあるんだ。
いや、確かにずっと練習だったから有り難いけどさ。

詳しくは食堂で聞こうと言う幸村くんの言葉に頷きつつ、みんなで食堂に向かった。

ちなみにジローちゃんとわかちゃん・がっくん・忍足は、トイレからの帰りだったらしい。なんか本当によく一緒にいるな。


そしていつもの様にモシャモシャと昼食を摂りながら、跡部くんの無駄に長い説明を聞きました。


ちなみに席はジャンケンをした結果、柳生くん・幸村くん・赤也・忍足でした。なんかカオスで落ち着かない。

そして今は、デザートを取りに来てます。



「嬢ちゃん、甘いもん好きなん?なら明日、美味しいカフェ連れてくで?」

「丁重にお断りします。てか、付いてくんな」

「そないな事言わんといてやー」

「お、侑士やん!なに騒いどるん?って、楠木さんやんか!体、大丈夫なん?」

「あ、謙也くん。うん、別に大丈夫だよー」

「ちょっと謙也さん、スピードしか取り柄ないやからはよして下さい」

「なんちゅー事言うや!他にもあるわ!」



そして何故か謙也くんと財前くんが登場。だけど、謙也くんが騒ぎだしたのてさっさとデザートをゲットして逃げたのであった。

ちなみに忍足は、置いてきた。

てか、忍足と謙也くんって従兄弟なんだって〜似てなさすぎてウケるよね。


prev|next

[戻る]