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通訳お願いします! (1/3)


そして不動峰とわかちゃん達の練習が終わって、夕飯食べて疲れてたからもう休もうかと部屋で横になっていたら、なにやら急遽で集合を掛けられたと早苗があたしを呼びに来て立海メンバーと共にホールに向かった。

ちなみに氷帝の事は、お昼の時に話しておいた。

で、ホールに着いたんだけど見慣れないジャージの人達が一番に目に入った。



「よし、全員揃ったな。知っている者は、知っているだろうが夕方に比嘉の者達が到着した。

そして明日から彼等も練習に参加する事になった。マネージャーは月城。

新しいコートの割り振りは、いつもの様に掲示板に張り出しておく。以上だ」



うわぁお。すげぇ、短い。
てか、また知らない学校増えたのかよ。

もうやめてくれよ。
明日も全然知らない山吹と四天宝寺なんだよ。マジでこれ以上、増やさないでいただきたい。

しかも比嘉?だっけ?なんか柄悪いし。まぁ、別に仲良くしなきゃいけない訳じゃないからいいけどさ。



「はぁ…もう部屋戻っていい?」

「また随分とダルそうじゃの」

「あ゙ぁ?疲れてんだよ」

「…機嫌も悪いッスね」

「あたしは、もう寝る。お前等、部屋来たら殴るからな」

「なんでだよい!遊ぼうぜ!」



とりあえず、もう寝よう。
なんだか、ブン太が騒いでいるが無視だ。

あたしは、お前等と違って一般人なので疲れているのだよ。休まなきゃ、死んでしまう。

それに体調も余り良くはない。さすがに慣れない場所で色々な人達と過ごすと精神的にも疲れる訳で…

正直、もう帰りたい。
面倒臭いのもあるが、単純に体が持つか心配だ。


そんな事を考えながら足早に部屋に戻っていたら、まぁ…タイミング悪く立ち眩みに襲われた。


「う、うぅ〜…」


そして壁に寄り掛かる様にしてゆっくりと座り込むがぐわんぐわんと視界が揺れる。

あぁ、もう…不便過ぎる。

誰か通らないかなーとか思って待ってみるが、こういう時に限って誰も来ない。

まぁ、この廊下の先は立海のメンバー部屋しかないから仕方ないけど。

しかも集まってたメンバーの大半が部屋じゃなくて娯楽室とかから来てたみたいだし、部屋に戻る人が少ないんだろう。

く、くそぅ…。



「らー、やーなにしてるば?」



そんなあたしによくわからない言葉が聞こえて、ゆっくりと振り向くと先程紹介?されていた柄悪い比嘉の方々がいた。


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