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マネージャーは大変だ (1/4)


そして全ての学校が集まり、跡部くんが大まかに説明をして行く。

が、途中で氷帝の監督である榊監督にマイクが渡り。跡部くんの代わりに事細かにこの合同合宿について説明をした。

何やら、途中参加をする学校があるとかないとか…



「では、今回の合同合宿でお前達のサポートしてくれるマネージャーを紹介する」

「は?ちょ、そんなの聞いてないんだけど…」

「7名は、前に出て来てくれ」

「ほら、璃亜行くわよ」

「ちょ、早苗行く気満々!」

「呼ばれたんだから行かなきゃダメでしょ。適当に挨拶するだけじゃない、行くわよ」

「…ウィッス」



とりあえず、幸村くんが早く行きなよと言わんばかりに笑顔を向けて来たので渋々、早苗に連れられて榊監督の元へ向かった。

ちなみにグズグズしてたせいか、あたし達が最後でした。ハハッ、後で幸村くんになんか言われそうだ…助けてくれ。

そして順番に自己紹介をする様にと榊監督が一番最初の子にマイクを渡した。



「氷帝テニス部マネージャーの天龍寺姫華(てんりゅうじひめか)って言いまぁす。みんなよろしくねぇ♪」

「青学テニス部マネージャーの月城真梨亜(つきしろまりあ)です。みんなの為に頑張るからよろしくぅ♪」

「青学中等部からお手伝いに来た、小坂田朋香でーす!よろしくお願いしまーす」

「えと、同じくお手伝いの竜崎桜乃です。よろしくお願いします」

「不動峰からお手伝いに来た、橘杏です。精一杯頑張るんでよろしくお願いします」



えと、なんだこれは…
氷帝と青学のマネージャーなんなの?いや、普通に気持ち悪かった。

なんて言うの?ブリっ子声と言うか…猫撫で声と言うか…とりあえず、あんまり好きじゃない話し方だった。

まぁ、元からそういう声なのかも知れないけどさ。でもその甘ったるい語尾はなんやねん。ま、別に関わらないだろうし…いいけど。



「立海テニス部マネージャーの羽川早苗です。サポートは得意なのでよろしくお願いします」

「え、あっ〜立海テニス部のマネージャーの楠木璃亜です。よろしく」

「以上の7名がお前達のサポートをしてくれる。各校に1名ずつと言いたいところだが、人数の関係でそうもいかない」



そして榊監督の話はこうだ。
正規のマネージャーの天龍寺さん、月城さん、早苗、あたしの4人がローテンションで2校を掛け持ち。

青学中等部のお手伝い2人は、中等部からって事で2人で1人とする事。

不動峰のお手伝いは、1人だけど掛け持ちはない。

と、こんな感じだ。


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