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そしてなんだかんだで3人で話してたんだけど、謙也が蔵に呼ばれたらしくて退室してまさかの忍足と2人ですよ!謙也が一緒に連れて帰ろうとしたんだけど、それを華麗に断った忍足であった。

俺までいなくなったら話し相手いなくなるやんけとの事。いや、まぁ…そうだけど。



「俺と2人が嫌なんやったら誰か呼ぶで?嫌われたないし」

「いや、別に大丈夫だけど」

「無理せんでええよ?俺の事が苦手なんは重々承知しとるし」

「いや、なんか苦手って言うかね…ゾワゾワする」

「え、ゾワゾワって嫌悪感バリバリやんけ…そない嫌われてたんか」

「ちげぇよクソ眼鏡!話を聞け!」

「ちょ、クソ眼鏡って」



まず、自覚してたのにずっとあの対応というか接し方だったお前にびっくりだよ!しかもなんだかんだで、2人になるとまともになるのなんなの?前にも氷帝が家に来た時も思ったけど。

それに苦手なのは否定しないけど別に嫌いな訳じゃないし。てか、嫌いだったらいくら謙也が一緒でも部屋に入れないし。むしろ、話し掛けられてもまともに返事しないから。

まぁ、ぶっちゃけると忍足の声が独特過ぎて耳にくるんだよ。うまく説明出来ないけどゾワゾワすんの!なんか耳に残るっていうか。

とそんな感じで嫌いとかではない事と説明すると忍足が額を押さえてハァ…と溜め息を吐いた。



「…それ褒めとる?ちゅーか、俺の声、好きって言うとる気ぃすんねんけど」

「………ハッ!確かに!」

「否定しないんかい!」

「だって、今みたいに普通に話してる声とか結構好きだなと」

「…ちょ、いきなりぶっ込むんやめてや」

「結構、声って重要だよね」

「無視かい」



となると、忍足が苦手な理由はきっと幾度となく繰り返される変態行為と言動のせいだな。

いや、よく考えたら忍足って関西出身っぽいし…あの四天宝寺のノリを考えると、結構まともな時はまともなのかもしれない。

まぁ、まともな時が少ない気がしないでもないけど。



「ちなみに他に誰の声が〜とかあるん?」

「千歳くんの声と喋り方は、すげぇ落ち着く。しかし、高い高いは怖い」

「また随分と意外なとこいったな。ちゅーか、なんや関西よりやな」

「いや、まぁみんなの声好きだけどね。嫌いな声とかないし」

「ほーん?せやけど、璃亜ちゃんに嫌われてた訳やなくて安心したわ」

「おい、近寄って来んな」

「なんもせぇへんって」



まぁ、結局隣に座った忍足はなんだかんだで大人しかった。なんか凄く胡散臭いけど。

そしてあたしは、精市と弦ちゃんが来るまで忍足と下らない話をしていた。




※ガンダムトーク
(全シリーズで好きな機体は?)
(全シリーズやと結構あるで?)
(えぇ、じゃあ乗ってみたい機体)
(EWのウィングゼロとか?)
(わかる!あれはカッコイイ!)
(せやろ!Hi-νとかも好きやなー)
(あたしフォビドゥンとかカオスめっちゃ好き)
(ゲテモノ好きやなー)
(クシャトリアとかターンXも好き)
(キュベレイとかは?可愛えやん)
(キュベは、量産型が好きだけどキュベといえばハマーン様だ!)
(ホンマ詳しいな。プル可愛えわ)
(いや、プルツーだろ!)

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