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とりあえず、彼女達からの視線は相変わらず痛いけど、どうにか話は着いたらしいのでよかった。

ちなみにあたしは、彼女達と一緒に練習はしないらしいので…関わる事はそうないっぽいけど。

それで一通り説明が終わって部屋割りやらなんやらも配られた資料に載ってるらしく、その場で解散になった。

なんて雑なんだ!!



「璃亜ちゃーん!マジマジすっげぇCー!」

「というか、いつの間にあんな技覚えたんですか?」

「ねぇちゃーーん!!」

「ねぇ、前はオーラ使えないとか言ってなかったっけ?」

「璃亜さんに用あんねんけど」

「待て!待て待て待て!!どんだけ群がって来んだよ!」

「ホンマやで。璃亜は、これから俺と大事な用があんねんから」

「は?ねぇから。つーか、あたしはこれから色々やる事があるんだよ!みんな後にしてくれ!」



とりあえず、あたしは部屋に行ってやりたい事が山程あるんであでゅーしますね。

後で部屋に挨拶しに行くからそれまで待ってろ!ちなみに部屋にいなかったとかは知らないんで、そこんとこよろしく!

そして早苗の腕を掴みあばよー!とみんなに手を振りながらその場から逃げ出した。

ちなみに早苗がごめんなさいね…とみんなに謝ってたがなにを謝る必要があるのかわからんでござるよ!!



「それで…何処に行くつもりなのよ。こっち管理棟しかないけどコーチ達に用でもあるの?」

「…あたしは部屋に行きたいんや!早苗さん案内して!」

「…はいはい、寮に行くのね。ちなみに私と璃亜は一人部屋だそうよ」

「またかよ!なんでや!」

「知らないわよ。それよりもちゃんと資料見なさいよ」

「うわぁ…なぁにこの部屋割り。しかもなんで他の女子は1階なのにあたしと早苗は2階で男子と同じなんですかねぇ!?」

「合宿別なんじゃないの?それに前の合宿の時も普通にそうだったじゃない」



…せ、せやな。
正直、あんまり前の合宿と変わらなさ過ぎてビックリだよ!でもあたしと早苗は同じ部屋でもよかったんじゃないですかねぇ!?

あれか、あたしがマネージャー兼選手だからいかんのか!?いや、もう…別にいいけどさ。

どうせ早苗の部屋は、隣だし(1部屋が空室でその隣)。

それに軽く男子とは離れてるみたいだしねー。まぁ、そんなの関係なしに乗り込んで来るアホばっかだろうけど。


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