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なんかよくわからんが、急遽あたしん家でプチ勉強会になった。ちなみに勉強会と言っても主にあたしと赤也の勉強会である。

ちなみ、康ちゃんと那由もいたんだけどブン太と早苗と柳くんと一緒に仁王の部屋に行っている。

つまり、あたしと赤也に付いてるのは精市と柳生くんと真田くんとジャッカルくんである。スパルター!!



「相変わらず、英語がゴミだね」

「精市、辛辣過ぎぃぃ!」

「うむ、現社もなかなか酷いな」

「…暗記苦手なんです」

「ふふふ、やたらと物覚え早いのに暗記出来ないとか意味わからないけどね」

「それとこれとは別なんですよ!!」



そして精市と真田パパに英語とと現社を教わってますが、全くわかりません!

て言うか、なんであたしがスパルタペアなんだよ!赤也ズリィぞ!紳士ペアを返せ!あたしのジャッカルくんと柳生くんを返せ!

ちなみにあたしが得意なのは、音楽と家庭科と美術です!普通なのが数学と現国です!苦手なのは、残り全部です!



「前回の期末テストの結果表、見れば見る程酷いね」

「やめて!見ないで!」

「英語の18点と現社の36点が特に酷いよね。まともなの数学の72点くらいしかないし」

「しかし音楽と家庭科が90点以上なのは、さすがだな。他がたるんどるが」

「前回は、課題で追試パス出来たけど今回は追試と部活禁止付きなんだからね?」

「わかってるよー!だから頑張って勉強してるよ!ほら、これ昨日頑張ってやったんだよ!」

「ふふふ、ちょいちょいスペルミスしてるけどね」

「な、なんだってーーっ!?」



マジつらたん…。
追試も辛いけど、部活禁止はもっと嫌だぁぁ!だから、珍しく勉強を頑張るのです!

とりあえず、赤点さえ免れればどうにかなる!そしてその一番の問題が英語な訳ですよ!後は、自力で勉強すれば大丈夫な気がするしね。

て言うか、赤点だったの英語と現社だけだからね?まぁ、全体的にギリギリが多かったけどさ。



「でも璃亜なりに勉強はしてるみたいだし、偉い偉い。まぁ、間違いだらけだけど」

「深い悲しみに包まれた」

「明日、俺の英語のノート貸してあげるからそれ見ながらやるといいよ」

「マジで!?え、でも精市は勉強しなくて大丈夫なの?」

「俺は、別に教科書あれば問題ないから。どうせ、璃亜はノートもまともにとってないんだろ?」

「何故バレたし」

「ふふふ、羽川から聞いた。それと前回は、全然勉強みてあげられなかったからって言ってたよ」



…確かに。
いつもは、早苗にノートを借りたり一緒に勉強してたけど前回は、なんだかんだで全然勉強しなかったからなぁ。

いや、それでもあたしと赤也以外はみんな赤点免れてるんだけど。マジで解せぬ。

いつの間に勉強してたんだし。




(はい、少し休憩しようか)
(うへぇ…頭がパンパンだぜ!)
(柳生、ジャッカル、赤也はどうだ?)
(おう、英語は相変わらずだけど順調だぜ)
(数学は何故かスラスラ出来ていますね)
(数学は、璃亜先輩に教わったんで!)
(なるほど。教え方が上手かったんですね)
(はい、分かりやすかったッス!)
(勉強してんのに元気だなぁ〜)
(ふふふ、そんなに疲れた?)
(そりゃあ、いっぱい頭使ったからね〜)
(ふふふ、なら普段から使いなよ)
(せ、せやな…)

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