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とりあえず、自習のプリントはなんとか終わらせました。ちなみにブン太と一緒に終わらせた。しかし、ブン太はマジで数学が苦手らしく今日は残念ながら天才的になれなかったらしい。

まぁ、自称天才だから仕方ない。

そして他の授業もグータラグータラしながら頑張りました。

ちなみに体育でわかちゃん直伝の古武術と真田パパ直伝の技を披露したら平ぽん(体育教師)にメッチャ誉められた!でもとりあえず、投げ飛ばしといた。



「やっべぇ…ねっみぃ〜!!ジャッカルくんの笑顔で眠気倍増だよ!いい夢見れそうだ!!」

「ご飯を食べたばかりに寝転がるのは、余りよろしくないので…食休み後にしたらどうでしょう?」

「やぎゅーくん、なら肩を貸して下さい!」

「いや、それ絶対寝るじゃろ」

「横にならなければ大丈夫だと思いますので、寄り掛かって構いませんよ」

「ありがとーそしておやすみなさい」

「えぇ、寝ちゃうんスか!?」



そして、屋上にて昼食を済ませたあたしは眠気に襲われていた。いやぁ、やっぱりお腹一杯になると眠くなるよねー。

そしてやぎゅーくんの肩を借りてたんだけど、何故か赤也に飛び付かれて首が変な方向を向きそうになった。

…か、軽く殺され掛けた。
こいつ、無意識にあたしを殺そうとしてやがるっ…!金ちゃんといい、ジローちゃんといい…タックル癖がある人は、実はあたしを殺そうとしていた…?

とか、バカな事を考えながら飛び付いて来た赤也の頭をスパーンッと叩く。



「いてぇな!首が折れるわ!」

「いや、寝るなら俺の腕枕で!」

「…めげねぇのかよ。てか、それだと寝っ転がるじゃん」

「じゃあ俺が肩貸すッス!」

「いや、やぎゅーくんの肩でいいんで。君はお呼びじゃない、仁王もいくら手招きしても行かねぇから」

「なら俺の天才的な肩を貸すだろぃ!」

「いや、天才的な肩ってなんだよ」

「チャイムが鳴りましたら私が起こしますので、寝て大丈夫ですよ」



マジで柳生くんパネェッス。まさかのオールスルーである。そして、どうぞと言わんばかりに微笑む柳生くんにありがとーとお礼を言ってから寄り掛かる。

あぁ、柳生くんの匂い!うん、更に眠くなる!

ちなみにあたしは、変態ではありません。ただの匂いフェチなだけです。と言うか、鼻が利くだけです。なので変態ではありません。

大事な事なので2回言いました。



「今日は、天気が余りよろしくありませんが…寒くはありませんか?」

「ん、大丈夫だよ〜」

「そうですか、ならいいのですが。寒かったら言って下さいね」

「やぎゅーくんマジ素敵紳士」

「やぎゅーは腹黒いぜよ」

「仁王くん、言い掛かりはやめたまえ」

「そうだそうだー!やぎゅーくんは腹白いぞー!」

「なにそれキモいッス」

「ふぁっきゅー赤也!」



そんな会話をしつつ、寝るからあっち行けと言うと赤也が渋々離れた。

よし、おやすみなさい!


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