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そしてあれよあれよと自己紹介をされて、何故かみんな一緒にクレープ屋さんに来てます。

あ、町田ちゃんは用があるらしいので寮でお別れしました。その時にLINEのIDは交換しました。可愛い子の連絡先ゲットだぜ!!



「璃亜は、なにがいい?」

「え、あたし食べきれないからいいや。みんなで食べてくれ」

「ふふふ、なら半分ずつ食べようか。それなら大丈夫でしょ?なにがいい?」

「ん…まぁ、それなら。じゃあ、いちご入ってるやつがいい」

「ふふふ、わかった。ちょっと待ってて」



どうやら、周助くんと赤澤くんが買いに行ったらしい。そして目の前では、なにか言いたそうなプチワカメヘアーの観月くんがあたしを見ている。

て言うか、あたし言いたい事と言うか聞きたい事があったんだよ!

バッと横を向くとあたしにビックリしたのパチクリと数回瞬きをすると頭を傾げたのは…



「木更津くん!木更津くんは、あの木更津くんの兄弟だよね?木更津くんは弟なの!?」

「…クスクス、ちょっと木更津木更津言い過ぎてよくわからないんだけど」

「…えーと、六角の木更津くんと聖ルドルフの木更津くんはぶらざーなの?」

「クスクス、なんで英語にしたのかわからないけど。亮とは双子の兄弟だよ」

「お、おぉ…双子!だよね、すっごい似てるもん!えーと、木更津くんは…」

「クスクス、淳でいいよ。ややこしいから」



そう木更津くんがずっと気になってたのだよ!いや、なんか顔を見た時にあれ?って思ったんだけど長髪じゃないし、似てるだけか〜と思ったんだけど。

名前を聞いたら木更津って言うんだもん!んんっ!?ってなるでしょ?

それに周助くんと裕太くんに会ったばっかりだったから、もしかして兄弟!?と思ってたんですよ!そしたらまさかの双子でした。

そりゃあ、似てるわ。



「クスクス…亮から話は聞いてたけど、本当に面白い子だね」

「え、木更津くんが?」

「うん。君がいたから合同合宿が楽しかったって言ってたよ」

「え、マジで?あ、璃亜でいいよ」

「クスクス、じゃあ璃亜って呼ぶね。それで、亮から色々と話を聞いてて気になってたから会えて嬉しいよ」



目を細めてクスクスと笑うと頭を傾げながら、何かの縁だしよろしくね?なんて言う木更津淳くんにちょっと見とれた。

え、なにこの美人。

木更津くんもかなりの美人だったけど、やだこの双子恐ろしい!!

とりあえず、こちらこそ!と元気よく答えると本当に元気だねってまたクスクス笑われた。





(まずは、木更津くんと仲良くなり…情報を)
(…いや、それはないと思いますけど)
(あ、そうだ!木更津淳くん!)
(クスクス、淳でいいって)
(…なにも考えてなさそうだーね)
(髪の毛、触らせて!)
(髪?別にいいよ。どうぞ)
(うわぁい!サ、サラサラ!!)
(クスクス、ありがとう)
(お待たせ。随分と仲良くなってるね)
(お、淳が懐くなんて珍しいな)
(変わった子だーね!)
(え?そんな事ないだーね!)
(ま、真似するなだーね!!)

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