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そしてなんで金ちゃんがここにいるのか聞こうとしたら、なにやら青学のメンバーまで来ちゃったよ。
みんな四天宝寺のチェックか!
しかもよく見たらリョーマくんまでいるし。いや、なんで2人がいるんだし。君達、中学生でしょうが。
「ワイな大阪からみんなを応援しに来たんやでー!」
「俺は、手塚部長に時間があるなら見に来いって言われたんで」
「リョーマくんは、まぁ…東京だしまだわかるけど。金ちゃんは、ダメでしょ。一人で来たの?」
「せやで!さっきやっと着いたんや!したら、ねぇちゃんがおって嬉しくて!」
「お、おう。でも手加減はしような?ねぇちゃん、マジで死ぬからな?」
まぁ、いいや。
なんか柳くんの話によれば、中学生の全国大会は2日前に終わってるらしいし。
先輩達の為に応援に来たのだと言うなら、もう野暮な事は言わないぜ!
しかし、優勝は立海です!
大事な事なので言いますが!
優勝は、我等が立海です!!
「ふふふ。璃亜、久し振りだね。相変わらず元気そうでよかった」
「うむ、体調は大丈夫なのか?今日は日差しが強い、無理はしない方がいい」
「ふっ、周助くんも手塚くんも元気そうだね!それとなんだかんだ元気だから大丈夫!」
「昨日は、元気が有り余り過ぎて雷にはしゃいどったしのぅ」
「…確かに。あれは、酷かったぜぃ」
「仁王とブン太はマジで黙ろうぜ?謝るから黙ろうぜ?土下座するから黙って下さい。ホント許して下さい」
とりあえず、昨日の話はやめようぜ!!ニヤニヤ笑ってる仁王とブン太にイラッとするが、あれはあたしが全面的に悪いので強く言えない。クッソ!雷のバカヤロウ!
そんなあたしにあんま気にすんなよ…と頭を撫でてくれるジャッカルくん…マジ大好き。
そして四天宝寺の試合そっちのけでそんな会話をしていたのだが、無事にD1は一氏くんと小春ちゃんが勝った様だ。
「光ぅー頑張りやーー!!ねぇちゃんもおるでーーーっ!!」
「はっ!?なんで金ちゃんがおんねん!?ちゅーか、璃亜ちゃんホンマにおるやんけ!」
「なんや、青学も一緒におるやんけ!仲良く、ウチのチェックかいな!いや、浪速のスピードスターの俺を見に来たんやな!」
「璃亜ちゅわぁぁん!久し振りやんなぁ!相変わらず可愛いなぁ!!」
「小春!浮気か!!」
相変わらず、四天宝寺うるせぇ。て言うか、相手と試合開始の握手してたひーちゃんの目が点になってるじゃねぇか!
そして、お願いだからもう少し静かにして下さい。そして試合に集中して下さい。
越後平第二の人達までこっち見てるじゃないか。なんという事でしょう!!
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