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まぁ、ひーちゃんがあたしをバカにするのはいつもの事だから気にしないとして。

とりあえず、手当ては終わったから食堂に行くか。



「よし!じゃあご飯食べ行くか!」

「え、一緒に食べていいんですか?」

「いいよ!今日は、ちょたくんと一緒食べよう!」

「なっ!鳳ずりぃぞ!璃亜先輩、俺はー?」

「いや、勝手にすればいいだろうに…。やっすーと羽生は?緑山で食べる?」

「ん〜どうしようかな」



さすがにここにいる全員と一緒に食べるのは人数的に無理があるので、一応聞いとく。

ちなみにひーちゃんとわかちゃんは、なんか知らないけど仲良くなにかを話してるから、2人で一緒に食べるんだろう。

金ちゃんとリョーマくんは、多分誰かしらに捕まってるだろうから…ひーちゃんとわかちゃんを抜いて5人で食べるのでもいいんだけどね。



「んなら、俺と日吉は2人で食べるんで5人で食べてええッスよ」

「生意気コンビは、仲良すぎかよ!」

「いや、璃亜さんが一緒だと静かに食事出来ませんし」

「せやな。ご飯くらい静かに食べたいッスわ」

「クッソ!否定出来ねぇ!そして安定の生意気コンビだな!おい!」

「璃亜先輩、早く行きましょーよ!俺、お腹ペコペコッス!」

「お前は、お前で自由だな!よし、じゃあ行くぞー!」



そしてなんだかんだで、みんなで食堂に向かった。

向かってる途中でなんか隣で赤也と羽生が訳のわからない言い合いをしてたけど、頭が悪い赤也が羽生に口喧嘩で勝てる訳もなくあたしに泣き付いてきた。

お前…テニスしてないと本当にダメなヤツだな。

てか、ちょたくんが凄い可愛い。なんか知らんが、凄い嬉しそうにあたしの隣歩いとる。そして身長高い!



「ねぇ、ちょたくんって身長どのくらいあるの?」

「えと、190いかないくらいです…かね?なんでですか?」

「いや、身長高くてスタイルいいなーって!後、手も大きいよね」

「そ、そうですか?」

「でもあたしも手なら大きいよ!ほら」

「えっ…ち、小さいと思いますけど…」



ちょたくんの手を借りて、比べてみるが…うん、これは酷い。
あたし、一応バスケやってたし!手は大きい自信あったのに!ちょたくんの手デカ過ぎぃ!

え?テニスって腕は太くなりそうだけど、手まで大きくなるの?なにそれ怖い!

とか思ってたら、後ろから羽生とやっすーにうわっ…ちっさ。とか言われた。

クッソ!なんか悔しい!!


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