いざ、夕食ヘイッ! (1/4)
そして夕飯ヘイッ!
あ、ちなみにシェフの方達にワガママ言って放送して貰いました!
いや、だってみんなに食べて貰うには全員が同じ時間に来ないとじゃん?
あんた達は、遅く来たからもうないよー!とかはさすがにダメでしょ。
ちなみになにも聞いてない、この合宿場の主でもある跡部くんがキョトン顔なのがちょっとウケる。
いや、料理まだ出て来てないからね。そりゃあキョトン顔にもなるよね!
ちなみにあたしは、厨房の入り口から覗き見してました。
んで、準備出来たからみんなで料理を運ぶ訳なんだけど!なんかザワザワしてる!
そしてあたしがマイクを握る訳だ!嫌だって言ったのに、言い出しっぺなんだからと、早苗に言われたので仕方ない。
「はい、ドーモ!この厨房は、あたし達がハイジャックした!」
「ハイジャックの意味、ちげぇけどな」
「あの人、やっぱりアホや」
「はい、そこ!うるさい!まぁ、あたし達が今日の夕飯を作ったんだぜ!喜べ野郎共!!」
「また唐突だね」
「理由は、今から説明する!って、おい!そこ!まだ動くな!」
そしてかなり適当だったけど、あたし達が夕飯を作った理由を説明した。
いや、なんかもうブン太と赤也辺りが食べたくて仕方なさそうだし。
とりあえず、軽く料理の説明もしたし。もういいかな?と料理を運び終えた早苗達に視線を送るとコクりと頷かれた。
「まぁ、不味くはないと思うから!好きなだけ食べてくれ!はい、どうぞー!!」
その言葉と共にみんなが料理に駆け出す。いや、あぶねぇから落ち着けよ。
厨房に行けばまだあるから、とりあえず落ち着けよ。後、そんな慌てなくても料理は逃げねぇよ。無くなりはするがな!
とりあえず、あたし達も適当に席に着こうとしたんだけど…見事に捕まった!
てか、良く見たらみんな捕まってる!なんかメッチャ、質問攻めにあっとる!!
「ふふっ、お礼を言うのは僕達の方なんだけどなぁ」
「…うむ。しかし、肩の怪我は大丈夫なのか?」
「いやいや!そんな事ないから!てか、怪我は大丈夫だから手塚くんはそんな顔しないで!」
「本当は、謝りたいのは山々だけど…真田の鉄拳は嫌だからね。楠木さん、ありがと」
「おぉ、佐伯くん!気にしない気にしない!てか、ウニもあるよウニ!」
不二くんと手塚くんと佐伯くんに捕まった!いや、海鮮と言うか…魚エリアにいたからね。仕方ないね!
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