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ちなみに総当たり戦らしく、３日間やる予定らしい。なんか、もはや頭おかしいよね！

まぁ、早く言えば３日間で８校と戦う訳だからやっぱり頭おかしいよね！普通にトーナメントしろよ！と言いたい。

てか、むしろ３日で終わるのか不安になるレベルだからね。


ちなみに試合は、中央コートでやる事になってて計４コート並んでるんだけど…。

マジでどこ見たらいいかわかんねぇ！待機が１校しかないし、むしろ審判するらしいからベンチにいねぇし！


Ａコートでは、立海VS山吹。
Ｂコートでは、氷帝VS六角
Ｃコートでは、緑山VS四天宝寺
Ｄコートでは、比嘉VS不動峰

待機及び審判は、青学。


ぜ、全部見てぇ！！！
特に氷帝と六角が見てぇ！
あ、でも緑山と四天宝寺も捨てがたい！やだ、迷う！


と、とりあえず…ダブルスのペアを見て決めよう。


Ａコート　柳生くん・ジャッカルくんペアVS喜多くん・新渡米くんペア

なにこれ紳士ペアとか見たい！

Ｂコート　ジローちゃん・がっくんペアVS樹くん・木更津くんペア

チビッコペア…だと！？

Ｃコート　高瀬・源ペアVS一氏くん・小春ちゃんペア

ごめん、ちょっとＡとＢが強烈過ぎてＣはまた今度な！

Ｄコート　知念くん・不知火くんペアVS桜井くん・石田くんペア

ごめん、ちょっとＡとＢが…以下略。



とりあえず、ＡとＢの間に行こう！そうすればどっちも見れる！

てか、待って！既にジローちゃんがあたしに気付いてメッチャ手振ってる！

なにあれ、可愛過ぎか！


そしてＡとＢの間のベンチに座るといつの間にいたのか、目の前にわかちゃんがいて、何故かこっちに来いと言わんばかりに腕を引かれた。

しかし逆からも不意に腕を引かれて、振り返るとそこにはガムを膨らませているブン太がいた。



｢手、離してくれませんか？丸井さん｣

｢それは出来ない相談だぜい。むしろ、日吉お前が離せい｣

｢……………｣
｢……………｣



えっと、なんだこれ？
てか、あたし的にはここで試合を見たいでどっちも手を離せよって感じなんだけど。

むしろ、もう試合始まるからマジで！

なんかよくわからないけど、睨み合ってるところ悪いけど、あたし試合見るから！



｢てか、なに璃亜さんも座ってるんですか｣

｢いや、試合見るから｣

｢ならこっちで見ろい｣

｢いや、ＡとＢどっちも見たいから却下。てか、邪魔だから座るかどっか行け！｣



そしてあたしの言葉に渋々、隣に座るわかちゃんとブン太。

いや、お前等は普通にＡとＢの待機ベンチに行けよ。まぁ、今更どうでもいいけどさ。


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