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そしてとりあえず、話し合いが終わって、跡部くんに明日の担当を青学にしてって言ったらそれは絶対にダメだって言われた。

まぁ、そう言われると思ったけどね。てか、今更だけど担当決めてたの跡部くんだったんだね。だから、ずっと掛け持ちなかったのか。

んで、みんなとアド交換して部屋に戻った。もちろん、あたしは一人でさっさと帰らせていただきましたとも!


なのに何故かあたしの部屋に大集合する立海メンバーである。これは、酷い!



「いくら俺等がいるとは言え、ちゃんと話さなくちゃならないだろ?とりあえず、朝昼夕と食事はなるべく俺等と食べる事」

「うん。もしなら、比嘉か緑山んところ行くから大丈夫だけどね」

「仁王達は、好きにしていいけど…璃亜に近付いちゃダメだよ。つまり、璃亜と俺等が一緒の時は気を付けてって事ね」

「わかっていますが…やはり、気が重たいですね」

「…アハハッ、ごめんね」

「私もなるべく気を付けるけど、あんたは本気で気を付けなさいよ?なにかあったら連絡しなさいよ」



でも言いたい事を言ったらすぐに帰って行った。うん、さすがですね!いや、長く居座られても困るんだけどね。

そしてみんなが部屋から出て行ったのでバフッとベッドにダイブする。

正直すげぇビックリした。
目の前で自分を切り刻む(刻んではいない)とかマジでキチガイかと思った。

"そいつがやったんだろ!"
"頭おかしいんじゃないのッ!"
"やってええ事と悪い事があるやろ!"
"お前達には失望したぞ"
"立海にまとも人はいないみたいッスね"


目を瞑れば、あの時の罵声が蘇って来て泣きそうになる。いや、よく考えればあれが普通の反応だ。

だけど、やってないって言えば言う程あたしがやった様にしか見えないと思ったから…


「…予想的中じゃな」


不意に聞こえた声、そして軋むベッドと共に頭を撫でられて溢れ掛けていた涙が零れた。

みんなと一緒に帰ったはずだろ。なんで戻って来たし。


「お前さんが無理するんは今に始まった事じゃなか。じゃがな、一人で泣くんはなしじゃ」


よく言うよ、いつも一人で泣かせてくれない原因のクセに。


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