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そして結局、跡部くんが来るまで代表があたしの部屋で待機する事になった。正直に言うと、人数が凄い…なんかもう…うん。

ちなみに立海と氷帝は、当たり前の様に全員いる。さすがです。

暫くして跡部くんが部屋に来たかと思うと深刻そうな顔をして合宿は中止にならねぇと言った。

正直、ポカンである。

詳しい事は、場所を移して話すと言われて跡部くんの後に付いて行く。場所はミーティングルームだから他の奴等も連れて来いと代表で残っていたメンバーに言った。

そしてかなりの人数がミーティングルームにいる訳だけど。



「さっき言った通り、合宿は中止にならねぇ。前回、階段から落ちた時と同じで月城は合宿を続けたいとしつこく言った上に青学、六角、四天宝寺がうるさくてな」



ハハッ、なるほど。
あたしを追い出すまで合宿を中止にさせる訳にはいかないと。もうそこまで来ると逆に笑えてくる。

と言うか、そこまでするならあたしも対抗してやろうじゃないか。いいよ、あたしには信じてくれるみんながいるし。



「跡部くん、ちょっといい?」

「アーン?帰るって言うなら止めないぜ。どうせ、またお前が狙われるのは目に見えてるしな」

「ううん、その逆。あたしは、絶対に帰らない。て言うか、あたし約束した事があるから」

「だがな、お前っ…」

「大丈夫!あたしに考えがあるから。だから、その前にみんなにちょっとした説明したいんだけど…いい?」

「フンッ…ダメって言ってもやるクセによく言うぜ。後で幸村と羽川に怒られちまいな」

「アハハッ、ワリとマジで怖いからやめてくれ」



そしてあたしは、なにも知らない比嘉・不動峰・緑山のみんなに簡単に天龍寺さんと月城さんの事を話した。

さすがにトリップやらなんやらは、省いたよ。途中で柳くんと早苗がフォローに入ってくれたお蔭でどうにか話はまとまった。

まぁ、早く言えば…月城さんを凄く悪者にしちゃった感じなんだけど。いや、完全に悪いけど。



「ふーん、まぁ…そんな気はしてたけど。あいつ、必要以上にベタベタしてくるし…」

「俺等なんてドリンク用意されなかった時あったしね。まぁ、璃亜さんが代わりに作ってくれたけど」

「わったーは、全然相手にしてなかったからなー」

「てか、永四郎が邪魔をするなら帰って下さいって言ったからしゃーないさー」



と、まぁ…なんだかんだでみんなも余り月城さんにはいい印象はなかったみたいですが。

と言うか、あたし側?って言うのかな?あたしを信じてくれてる人達ってなんでこんなに毒舌しかいないんだろう。





(てか、青学ってバカだね〜)
(あんな女のどこがいいんだか)
(いや、見た目は可愛いじゃん)
(ハァ?璃亜さん眼科行ったら?)
(えぇ、それ目が腐ってますよ)
(なんで!?なんで君達1年生はこんなにあたしに辛辣なの!?おかしくね!?)
(俺は、璃亜先輩に優しいッスよ!)
(ひじきは望んでないッ!)
(お、俺も優しくしてるつもりですよ…)
(ちょたくんッ!ちょたくんマジ天使!)
(なんでッスか!?ずりぃぞ鳳!)
(…ねぇ、羽川?ちょっと璃亜をしばいてきていいかな?)
(ふふっ、なら私も行くわよ)
(((璃亜逃げて!超逃げて!※プリガム)))

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