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そして無事に料理を選んで席に着いてムシャムシャと食べながら、氷帝メンバーとお喋りなうです。

ちなみにメンバーは、席の数の関係でジローちゃん・がっくん・わかちゃん・ちょたくん・萩ちゃんの5人。

他の跡部くん・忍足・宍戸くん・樺地くんはテーブルは違うけど近くの席にいる。



「あ、萩ちゃんのその海老のなにー?美味しそう」

「これ?海老のマリネだよ。ちょっと食べてみる?気に入ったなら取って来てあげるよ」

「マジで!じゃあちょっとちょうだい!」

「…ん〜じゃあ、あーん」

「んっ…あ、美味しい!萩ちゃん、それどこにある?」

「ん?サラダコーナーの近くだよ。取ってこようか?」

「大丈夫!自分で行ってくる!」



そしてあたしは、萩ちゃんに言われた通りにサラダコーナーへ向かったのであった。


そんな璃亜に笑顔で手を振る滝だったが、隣から向日がズイッと身を乗り出して来て手を振るのをやめて向日の方を見るとあからさまに向日の機嫌が悪い事に気付き、頭を傾げる。



「なに?どうしたの岳人」

「滝って大人しそうな顔して油断も隙もねぇよな。ちゃっかりあーんとかしてるしよー」

「ふふっ、ちょっと迷ったんだけどね。でも普通に食べてくれてよかったよ」

「まぁ、あの璃亜さんですし。と言うか、喜んで食べてましたよね」

「ホント、璃亜ちゃんは可愛Eよね〜!」

「それに気遣いも出来ますし、本当に素敵な方ですよね」



どうやら、向日は滝が璃亜にあーんをした事が気になった様だ。しかし、滝はいつもの柔らかい笑みを浮かべて軽くあしらう。

そして日吉は軽く璃亜をディスっていて、芥川と鳳は璃亜について嬉しそうに話している。

しかし、そんな事は知らない璃亜は、お皿を持って嬉しそうに戻って来る。



「海老ちゃんゲットしてきた!あ、ジローちゃんにデザートも持って来たよ!」

「わぁっ!璃亜ちゃんありがとだC〜!一緒に食べよ食べよ!」

「クソクソッ!俺にはないのかよ!」

「まっさかぁ!がっくんにも分けてあげるから安心してくれ。てか、一応みんなの分持って来たし」



海老のマリネを取って来るついでにデザートを持って来ました。なんか美味しそうなのを適当に人数分取って来た。

ちなみに全部ケーキだったりする。いや、アイスと悩んだんだけど溶けちゃうかなぁ〜って思った結果である。

そしてみんなに好きなの選んでいいよ〜とお皿を差し出すとがっくんが一番にケーキを取った。


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