天使達とお食事! (1/3)
今日は比嘉メンバーと楽しく過ごせたし、なんだかんだで木手くんがあたしを気にしてくれた(むしろし過ぎ)お陰で体調も悪くなくて気分も上々である。
そして夕飯は、前からずっとあたしと一緒に食べたいと言っていたジローちゃんと食べる事にしました。
と言うか、ジローちゃんと言うか氷帝メンバーとである。もちろん、ジローちゃんのお誘いだったので隣はジローちゃんです。
「やったー!璃亜ちゃんだC〜!全然、会えなくて寂しかったC」
「確かに、今日はなにかと会わなかったよね。コート遠かったし」
「でも元気そうでよかったぜ。また璃亜が無理してねぇか心配してたんだぜ?」
「本当に璃亜さんは、無茶ばかりしますからね。羽川さんも大変ですね」
「いや、心配し過ぎだからね?さすがのあたしも懲りたし、もう大丈夫だって」
「…でも本当に無理はしないで下さいね?なにかあれば俺も手伝いますから」
そしてここでも心配されまくりである。と言うか、なんでちょたくんはちょっと泣きそうなんだ!
いや、それに手伝うもなにもあなた達を手伝うのがあたしの仕事なんですけどね!まぁ、心配してくれてるのは嬉しいけどさ。
とりあえず、早いところご飯が食べたいので本当に大丈夫だからこの話は終わり!と言って料理を取りに逃げた。
「あ、璃亜ちゃん待ってよー!俺も行くC〜!」
しかしすぐにジローちゃんが後ろから飛び付いて来て料理に突っ込みそうになるが、タイミング良く仁王がいたらしくあたしとジローちゃんを支えてくれて、料理に突っ込まずに済んだ。
だが、あたしに飛び付いて来たジローちゃんは全く悪びれた様子はなくむしろ嬉しそうに笑っていて怒るに怒れなかった。
ダメだ、こんな嬉しそうに笑っている天使をあたしが怒れる訳がない!
「これ、芥川…あんまりはしゃぐと璃亜が怪我するぜよ」
「え、あっ…ごめーん。でもずっと璃亜ちゃんに会えなかったから嬉しくてさ〜」
「やだ、ジローちゃん可愛い!」
「これ、璃亜も甘やかすんじゃなか。俺がいたからよかったものの」
「わかってるってー、とりあえずありがとね。ほら、ジローちゃん料理選ぶよー!」
「うん!俺のオススメ教えるCー!」
とりあえず、料理に突っ込まずに済んだのは仁王のお陰なので素直にお礼を言えば、なんとも言えない顔をされたがあたしはすぐにジローちゃんと料理を取りに行ったのであった。
仁王がよくわからないのは今に始まった事じゃないし。
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