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そして午前の練習が終わり、比嘉メンバーと駄弁りながら建物に戻って来た。

ちなみに昼食は、比嘉と食べる事にした。理由は、平古場くんと甲斐くんに誘われたから!以上!



「璃亜センパーイ!昼食行くッスよ!」

「あ、ごめん。あたし、今日は比嘉と食べるわ!じゃ!」

「え、えぇー!?ちょ、璃亜センパーイ!?」

「…平古場と甲斐のやつ、あからさまにしてやったりって顔してたぜい」

「まぁ、木手くん達には色々と助けられたし大丈夫でしょ。それに顔色も悪くなかったし」

「でもなんか面白くないッス!」

「まぁ、仕方ないよ。ほら、行くよ」



璃亜はそんな会話がされていたなど露知らず、比嘉メンバーと楽しそうに食堂へと向かったのであった。


アハハッ、マジで平古場くんと甲斐くんの会話ウケる。そこに木手くんが入ると更にカオスになるし。

田仁志くんと知念くんは、相変わらずなに言ってるかわからないけどね。ちなみに不知火くんは、それをただ見守ってるだけ。いい子か!



「璃亜は、じゅんに面白いさー」

「それ平古場くんに言われたくないんだけど!むしろ、比嘉メンバー面白過ぎ!」

「面白いとは失礼ですね。我々のどこに面白さがあるんですかね」

「いや、木手くんの髪型とか?」

「ふらーっ!璃亜やめるさー!(笑)」
「そこには触れちゃダメさー!(笑)」

「とか言いつつ、笑っちゃってる平古場くんと甲斐くんがあたしは好きだよ!(笑)」



いや、だってねぇ?
あの髪型だよ?不思議に思うどころかネタなのかな?って思うでしょ、普通!

しかもそれに加えてグラサンチックな眼鏡とかさ、もう狙ってるとしか思えないよ!

そんなケラケラと笑っているあたし達をギロリと睨む、木手くんだったがあたしがでも木手くんだから似合ってる!と笑いながら言うとフンッと鼻で笑うとスタスタと先に行ってしまった。



「やー、怖いもの知らずやっさー」

「いやいや、平古場くんも甲斐くんも笑ってたじゃん!」

「だって永四郎にあんな事言うやつ初めてやっしー」

「じゅんに面白いさー」

「て言うか、あたし達も早く行かなきゃ!午後も練習あるんだから!」

「璃亜は、見てるだけだろー」
「そうさー」

「じゃあ甲斐くんと平古場くんの事、穴が開くくらい見るわ」

「やめろってー!」

「やめない!2人がどんなに嫌がってもあたしは2人を見つめるのをやめない!」

「ちょ、おま」



そんな下らない事を話ながら木手くんの元へ向かった。ちなみに他の3人は、あたし達に構ってられないと思ったのか木手くんと先に行っちゃったという。


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