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つまりは、あたし達の中から常に2人が掛け持ちになる訳だ。
そして初日の今日は、天龍寺さんとあたしが掛け持ちになった。ちなみにジャンケンに負けたからです、ちきしょう…。
「天龍寺は氷帝と四天宝寺。楠木は、緑山と六角。月城は、山吹。後の4人は、自校のサポートをする様に。では、行ってよし!」
うわっ…うわっ…
まさかの知らない学校2校とか…これは、酷い。あたし、自信ないんですが。
えと、緑山が1年生中心のところで…六角がなんかよくわからないけど海が大好きな人達だったよね?(※真田情報)
とりあえず、マネージャーの仕事はプリントを貰ったから大丈夫だとは思うけど…
そして立海メンバーの元に帰って来た訳だが。
「マジかよい!璃亜、いないのかよい」
「あら、私じゃ不満かしら?」
「い、いや…そうじゃねぇよい」
「緑山も六角も問題はないと思うよ。いつも通りにやって来なよ」
「…ウィーッス」
「なにかあれば連絡しんしゃい」
「んな暇ねぇよ、アホ」
そしてなんだかんだで、時間がないのですぐに緑山のコートに向かった。
ちなみにこの跡部くんの別荘?いや、跡部くんいわく氷帝の合宿所らしいが…なんとテニスコートが室内コート(4面)を入れて15面もあるんだってよ。
もはや、意味がわからないよね!しかも結構、バラバラな配置だし。
つまり、あたしは緑山と六角のコートを行ったり来たりしなくちゃならない訳です。
理由は、緑山と六角はメンバーが少なくて1面だからだ。ちなみに4面コートのところに氷帝、立海、青学、四天宝寺が入っている。
つまり、2面ずつって事ね。
で、先に緑山の方に来た訳だけども…
「あ、オキラクちゃんマネージャー来たよ〜」
「別に邪魔にならなければなにしてもいいけど」
「いや、邪魔する気はないけど」
「とりあえず、面倒だけどメンバー紹介してあげるよ。俺は季楽靖幸、1年だからって舐めないでよね」
「源拓馬」
「昆川純平」
「高瀬聖人」
「北村航」
「津多茜」
「羽生一斗」
う、うわぁ…なんだこのクソ生意気な奴等。いや、この際生意気なのは別にいいや。
とりあえず、マジで1年生しかいないんだ。
まぁ、なんかあたしと仲良くする気はないらしいけど…マネージャーの仕事はしなきゃならないからね。
で、適当によろしくと挨拶をしてあたしは足早に六角のコートに向かった。
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