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そしてギャーギャーと騒がしくトランプをやってる隣で真田くんの話を聞いている内に、どうやら目的地に着いた。

うん、ないわー。
跡部くんないわー。

一言で言うなれば、豪邸ですね。いや、別荘なのかな?よくわからないけど、前にお邪魔した跡部くん家とあまり変わらないくらい大きな建物についた。これが合宿所とかマジで意味がわからない。



「うわぁ…相変わらず、住む世界が違うわぁ…」

「まっ、今更だろい」

「ほら、喋ってないで行くよ」

「楠木、荷物持つぜ」

「ジャッカルくん…マジでジャッカルくん」

「早苗のは、俺が持とう」

「ふふっ、ありがとう」



そして着くなりあたしの荷物を持ってくれるジャッカルくんに胸キュンなうです。

やっぱり、ジャッカルくんはあたしの王子様やでー!紳士的な意味では、柳生くんも捨てがたいけどね!

そして大きなロビー的なところに着くと氷帝メンバーと他の学校のメンバーがいた。

なんかカラフルだなぁ。



「丸井くーん!璃亜ちゃーん!」

「ジローちゃん!」
「おう、ジローくん」

「会いたかったC〜!」

「璃亜さん、久し振りですね。相変わらず、元気そうで残念です」

「わかちゃん、安定のツンデレ!そして相変わらずのキノコヘアー!暑苦しい!」



そしてあたしとブン太を見るなり、こちらに走ってくるジローちゃんとわかちゃん。

あ、がっくんも来た。

メールや電話はしていたが、こうして会うのは2週間振りくらいかな。遊ぼう遊ぼうってなるんだけど、なかなか時間がなくてね〜。



「相変わらず、がっくんは小さいなぁ〜」

「クソクソ!久し振りに会ったのに第一声がそれかよ!」

「いや、誉め言葉や!」

「ホント璃亜さんは、変わってないですね」

「ちょ、わかちゃんなんなの!?あたしがどう変わってると思ってた訳!?」

「いえ、特に」

「相変わらずの反抗期!メールだと可愛いのに!」



まぁ、そんなこんなでがっくんとわかちゃんと話していると跡部くんが四天宝寺が着いたから移動するとみんなに伝えた。

ちなみにジローちゃんは、ブン太にべったりである。いや、なんかブン太に色々見せてね!と頼んでるだけだけど。


そしてがっくん、わかちゃん、ジローちゃんを加えた立海メンバーと一緒に跡部くんに言われた通りに移動した。

その時によくわからないけど、氷帝と青学のマネージャーっぽい子に睨まれた気がしたが無視した。





(おい、日吉!璃亜先輩に近付き過ぎ!)
(なにがだ?意味がわからない)
(ひじきとキノコで喧嘩すんな)
(なんかパッとしないのぅ)
(てか、わかちゃん達あっち行かなくていいの?)
(…別に大丈夫ですよ)
(璃亜ちゃん達といるC〜!)
(ふーん?まぁ別にいいけど)
(まぁ、説明だけだろうからね)
(さすが幸村、話がわかるぜ!)
(ふふっ、それはどうも)

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