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うーん、どうしようかな。

て言うか、親が丸井に面倒を頼むくらいなんだから、それなりに弟は小さいんだろうか。

中学生くらいなら自分でどうにでも出来るだろうし、小学生辺りか?



「その弟って何歳な訳?」

「小学生1年と4年だぜい」

「うわっ、想像より小さかった」

「いや、だから無理ならいいぜ?」

「はぁ…仕方ないなぁ。不本意だけどサボり付き合わせちゃったし、いいよ」

「マ、マジでかよい!?」

「嘘は言わん」



別に予定ないし。
なにより、小さい子は好きだから行くことにした。

あ、ちなみに生意気な子だろうがなんでも全然オッケー!とりあえず、子供が好きです。

そして何故か無駄に喜んでいる丸井に引きつつも、また机に突っ伏す。



「てかさ〜、仁王とかに頼めばいいんじゃないの」

「まぁ、そうなんだけどよう。仁王の奴…弟たちに変な事教えるからよ」

「あぁ〜…。てか、仁王って子供嫌いそう」

「いや、そんな事ないと思うぜ?まぁ、見た目で子供に泣かれる事は多々あるらしいけどなぁ〜」

「あいつ目付き悪いしな。小さい子供からしたら怖いだろ」



それにしても仁王が子供嫌いじゃないって言うのは意外だったな。

むしろ、切原くん辺りは子供好きな気がする。一緒にゲームとかやってあげるんだけど、手加減して負けたら意地になって手加減忘れて勝ちまくって泣かれてそう。

あ、なんかすげぇ想像出来た。



「璃亜は、兄弟いるのかよい?」

「んー、お兄ちゃんと弟がいるよ」

「マジかよい。意外」

「いや、どう意外なんだよ」

「なんか一番下か一人っ子ってイメージあったわ」

「なんでやねん」

「ん〜なんかイメージで」



まぁ、よくわからないけど普通に兄弟はいますよ、はい。

あんまり似てないけどね。

て言うか、お兄ちゃんも弟もある意味あたしよりしっかりしてるしね。

でもかなりの心配症だったり。



「弟たちって丸井に似てんの?」

「どうだろ、似てんじゃねぇの?」

「んな、曖昧な」

「でもジャッカルにはよく似てるって言われるぜい」

「まぁ、ジャッカルくんは優しいからな」

「仁王と赤也は、似てないって言うぜ」

「うん、似てないって事がよくわかった」

「なんでだよい!?」



ジャッカルくんは、きっと優しいから似てるって言ってくれただけだろう。

仁王と切原くんは、まぁ…あの2人だからね。嘘は言わないだろう。

そしてそんなこんなで今日は、丸井ん家に行くことになった。




(璃亜先輩、ゲーセン行きましょ!)
(いや、今日は無理ー)
(えぇ、なんでッスか!?)
(なんでもー)
(じゃあ丸井先輩は?)
(俺とジャッカルは無理だぜい)
(うぅ…じゃあ仁王先輩は?)
(まぁ、暇じゃが)
(やった!じゃあゲーセン行きましょ!)
(では、私も行きましょう)
(わーい!柳生先輩、サンキュッス!)

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