ヤキモチは死亡フラグ (1/4)
うへぇ…どうも璃亜です。
今日は、柳くんの誕生日なんだけども…なんか誕生日ラッシュ過ぎてなんとも言えない。
いや、普通に祝うけどさ。
「ねぇ、あんた達は柳くんになにかプレゼント買ったの?」
「お菓子」
「適当ナリ」
「うん、お前等に聞いたあたしがバカだったよ」
「そう言う璃亜は、なんなんだよい?」
「ケーキは、早苗と一緒に作ったから。ノートにした」
「うわぁ…普通ナリ」
うっせぇよ!
あたしだってこんなプレゼントでいいのかって悩んだわ!
だけど、柳くんの好みとか知らんし。むしろ、早苗がなんかあげるだろうと思って控えめにしたらこの結果だよ!
いや、でも柳くんってノートいつも持ってて消費量半端ないと思うしさ?
ちなみに指が疲れないシャーペンも付けた!いや、安物だから本当に疲れないのかどうかは知らないが。
「て言うか、彼女いるのにあんなにプレゼント貰うとか…さすが柳くんって言うかなんと言うか」
「でも誕生日で一番プレゼント貰うのって幸村くんだぜい?」
「まぁ、幸村くんはね。ファンクラブの人数もずば抜けてんじゃん」
「ファンの人数なら仁王も負けてねぇけどなー。まぁ、プレゼントも多いけどこいつ捨てるし」
「うわ、最低過ぎてワロエナイ」
まぁ、仁王らしいっちゃらしいけど…さすがに捨てるのはないわー。
なら、いらないって断れよって話じゃないですかーやだー。
そして何故か柳くんの話からかなりずれている訳だが、とりあえずテニス部の誕生日は疲れる。
丸井の誕生日なんか匂いテロで早退したし。いや、あの時は誕生日って知らなかったけど。
「見知らん奴からのプレゼントなんて気味悪いナリ」
「あ、まだその話してたの」
「最近の璃亜、仁王に対する扱いがひでぇ…」
「ホントぜよ。毎日枕を濡らしてるナリ」
「うわ、きめぇ…。て言うか、プレゼントとか貰えるだけ幸せじゃん。マジ贅沢、1回刺されろ」
「いや、仁王ならマジで刺されかねないから怖いぜい…」
まぁ、それも言えてる。
あの仁王だし。
だがしかし、自業自得だから仕方ないですがね!むしろ、因果応報ってやつだね。
て言うか、なんかプレゼントまみれの柳くんが可哀想に思えてきた。何故か、早苗は見てみぬフリしてるし。
まぁ、早苗らしいけど。
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