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そして昼休みに言った通り、みんなでゲーセンなうです。

とりあえず、並んでないプリ機に入ったはいいんだけど…普通に人数多すぎるよ。

まぁ、確かに全員で撮りたいけどさ…10人でプリ機に入るとかマジでバカ集団でしょ。



「きっつ!せっま!これ無理じゃね?」

「丸井、ジャッカル、赤也が前でその後ろに璃亜と早苗と俺で、後は後ろね」

「なら幸村くんセンターね。うわっ…仁王、頭に手置くな!」

「ほれ、そんな事言っとらんで前向きんしゃい」

「ほらほらー!撮るッスよー!」



そしてそのまま全てを撮りきれる訳もなく、基本的に誰かが居なかったり見切れていたりとまともなのは最初の1枚だけだった。

あたしなんか仁王と言い合いしてたり切原くん抱き付かれてたりとまともに前向いてなかったし。

そんな中で幸村くんは、安定のスマイルでセンターキープしてたけどね。もうなんて言うか…さすがだよね。



「じゃあ私は、蓮二と撮ってくるね。その後、璃亜も一緒に撮りましょ」

「いちゃプリでチュープリチュープリチュープリ!絶対チュープリ!」

「璃亜先輩、それただの酔っ払いのノリじゃないですか…」

「ふふふっ…だってよ蓮二?」

「う、うむ…一応、努力はしよう」

「とか言いつつ羽川がノリノリだから普通にちゅうプリくらい撮りそうじゃな」

「く、くそっ!なんか負けた気分!」



本当にラブラブだな!
チキショー!からかおうとしたのに早苗のあの余裕の表情である。

柳くんは、少しだけ戸惑っている様だがさほどかわりない。凄くつまらないです。

あーもうやだ、あのバカップル…からかいがないでござる。



「ほれ、璃亜は俺と撮るぜよ。赤也とブンちゃんがジャッカル弄ってる間にの」

「えーあたし、柳生くんと真田くんの紳士保護者と撮りたい」

「文句言いなさんな。ほれ、行くぜよ」

「仕方ないなぁ。てか、仁王が操作しろよ!」

「まともに撮った事ないからの、璃亜に任せるナリ」



何故かお金を入れるとパネルから離れる仁王に突っ込めば、何を言い出すんだこいつは。

ならなんであたしと撮ろうとしたんだよ!むしろ、女の子としょっちゅう撮ってんじゃないの?

あ、いや、そうなると女の子が操作するか。

そんな事を思いつつも渋々、あたしがパネルを操作した。


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