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そして只今、雑貨屋なうです。
色々な物に目移りしながらもジローちゃんのプレゼントを探してます。

…あ、あのマグカップ欲しい。

って、感じでもはや普通に買い物みたいになってる。いや、プレゼントも探してますよ?

ちんちくりんなぬいぐるみを手に取ってさすがにこれはねぇな…と棚に戻すがっくん。

…あ、いいこと思い付いた。



「ねぇ、ぬいぐるみにしよ!がっくんに似てるやつ!」

「は、はぁ?なんでだよ?つーか、男にぬいぐるみプレゼントってどうなんだ」

「いいじゃん!あ、この抱き合ってるの可愛い。しかも写真立て付きじゃん!」

「いや、それジロー喜ぶか?」

「ここに氷帝みんなの写真入れてさ…どう?なんか凄くよくない?」



我ながら天才的!
写真立てなら多分、被らない気がする。しかもまさかのカップル仕様のだからね!

くまさんがぎゅっぎゅっしてるからね!これを氷帝の人が買うとは思えない!むしろ、買ったら笑う。

しかもなんかジローちゃんに似合うじゃん。メルヘンな感じとかね。



「まぁ、確かに写真立ては今までねぇけど…。璃亜が写ってねぇのじゃなぁ」

「さすがに今から氷帝メンバーと写真は撮れないからねー」

「あ、じゃあプリ撮ろうぜ!璃亜のピンプリな」

「え、なにその羞恥プレイ。やだ、ピンプリとか無理です」

「そのくらい別にいいだろ!それにジローが喜ぶぜ?」



くっ…がっくんが卑怯だ。
ジローちゃんが喜ぶなら…とか思っちゃうじゃないか。やめろや。

しかし結果的にぬいぐるみ付き写真立てを買ってゲーセンにてプリを撮ってるんですけどね。余りの恥ずかしさに死にたくなって落書きはがっくんに任せた。

ちなみに自分のピンプリとか要らないので使わないやつは捨ててくれとがっくんに渡した。

そして写真立ての端にあたしのプリを貼った。ちなみに包装はがっくんが自分でやるらしい。器用ですね。



「なんかすげぇ…疲れたよ、うん」

「ガハハッ、終始プリ機の中で騒いでたもんな。」

「騒がなきゃ恥ずかしさで死んでた」

「普通に可愛いと思うけどな。って事で記念に俺とも撮ろうぜ!」

「もうピンじゃなければいいよー。あ、小銭ないから崩してくる」

「そんなの俺が払うっつーの!ほら、撮るぜー!って、頭を撫でんな!」



そしてそのノリでプリを撮って、騒ぎながら2人で落書きしてがっくんからプリを半分貰った。

うん、がっくんマジで可愛い。

そんなこんなでゲーセンで遊んで、夕飯一緒に食べて家まで送ってもらってバイバイした。







(ほら、ジロープレゼント)
(ありがとだC〜!ん?写真立て?)
(またえらい意外なもんあげたな)
(璃亜と一緒に選んだんだぜ!)
(あ、ホントだ!璃亜ちゃんのプリ!)
(ほ、ほんまや…しかもニーハイやと?)
(向日さんこの携帯のプリは?)
(いいだろ!璃亜とのプリだぜ!)
(いや、向日さんがいないピンプリ下さい)
(ほな、俺にもちょうだいや)
(あーん?俺様にも寄越せ)


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