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結局、先生とはまともに話したのは診察をしてもらった時だけだった。

でも病気の事は、ちゃんと話したし…結果の話もした。それにわからない事があればと連絡先まで教えてもらった。

うん…跡部くんには、またお礼を言わなければ。

ちなみに治療代と言うか代金は、国が保証してくれているので払わなくてよかったりする。



「璃亜、いつまでそこにいるんじゃ。こっち来んしゃい」

「やだー変態お断りー」

「それって璃亜さんが巨乳って話ですか?それともニーハイが似合うって話ですか?」

「ちょ、わかちゃんなに言ってんの!?」

「忍足さんがさっき言ってましたよ。ガーターも捨てがたいとかなんとかブツブツ言いながら」



忍足…お前なんなんだよ。

もうお前の前では絶対にニーハイとか履かねぇよ。むしろ、お前と会うときはズボン履くわ。

わかちゃん曰く、忍足は生粋の脚フェチらしい。いや、だからなんだよ?って話なんですけどね。

とりあえず、さっきまであたしに張り付いてたジローちゃんがあたしの膝で寝ているので動く気はないです。ジローちゃんマジ天使。



「璃亜ー!って、ジローの奴…なに普通に膝枕されてんだよ」

「あ、がっくん。ジローちゃんってマジ天使じゃね?」

「いや、なに言ってんだお前…。つーか、今度の休み遊び行こうぜ!」

「え、別にいいけど。でもあたし正規のマネージャーになったから休みあるかわからんよ」

「別に夜でもいいぜ!俺が迎え行くからよ!」



うーん…別に部活以外に予定はどうせないしなぁ。むしろ、がっくんが来てくれるなら全然オッケーだったり。

行くのは、面倒臭いから。

てか、なんかわかちゃんが本当にいいんですか?みたいな顔しているがむしろ、なんでそんな顔をしているんですかね。



「うん、それならいいよー。詳しくは、がっくんが連絡してね。あたし忘れそうだし」

「おう!任せろ、ちゃんと連絡するぜ!」

「うん、よろしくー」

「お前さんは、本当になんも考えとらんな…これだから」

「はぁ?なにがだし?」

「仁王さん、璃亜さんはバカですよ。それも超が付くほどの」

「そうじゃったそうじゃった。なら仕方ないナリ。璃亜は、バカじゃからのう」

「おい、喧嘩売ってんのか」



無駄に嬉しそうながっくんと何故かあたしを全力でバカにする仁王とわかちゃん。

意味がわからん。

とりあえず、バカにされてる事しかわからないです。あれ?やっぱりあたしがバカなのか?


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