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イェーーーイ!
わたしが来たぞー!
そしてテンション激上がりのまま、スタミナ組にて練習を開始した訳だが。
「ちょ、ズルいて! なんなん? 寝ただけでテニス上手くなるとかチートやんけ!!」
「ふはははは! 見える、見えるぞぅ! わたしにもボールが見える!!」
「もはや、テンションが行方不明やんけ。ほな、璃亜ちゃんやなくて仁王を攻めさせてもらうで」
「ふはははは! そうは、させるかぁ!」
「ちょ、なんやそのジャンプ力! 岳人か!」
スタミナ組の練習は基本練習とダブルスでの耐久戦です。ちなみに午後はペナルティー有りのマラソン地獄が待ってるらしいよ! 恐ろしいね! もちろん、わたしには無理だよ!!
で、仁王とペアを組んでタリーズと耐久戦をしてるんだけど…もうね、身体が軽いのなんのってね!!
マジで絶好調って感じで、鉄壁の前衛でタリーズを苦しめている訳だが! その結果、仁王がクッソ暇そうでウケる!
わー! テニスってたーのしー!!
「璃亜、飛ばし過ぎじゃ。少し落ち着きんしゃい」
「大丈夫大丈夫! これでもまだセーブしてるから!」
「おいこら、ナメプ宣言やめーや! 絶対に負かしたるわ!」
「来いよ、謙也! ラケットなんか捨てて掛かって来い!」
「なんでやねん! ラケット捨てたらテニス出来へんやろ!」
「せやけど、璃亜ちゃんの苦手コースはようわかったやろ? 謙也、決めたれ」
だがしかし、さすがはタリーズである。学校は違うが、従兄弟である故のコンビネーションは抜群で、普通に上手いのが腹立つよね!
そして冷静にわたしを分析している忍足が更にウザいよね! まんまと忍足に釣られた結果、見事に謙也に抜かれました! クッソ綺麗に抜かれたよ、ちくしょう!!
だがしかし、仁王も下手じゃないからね。ほら見ろと言わんばかりの顔をしながらも、ちゃんとフォローしてくれた。
そして再開される耐久ラリーである。ちなみにラリーの数だけ点が入るのでなるべく長くラリーした方が早く勝てるんですねぇ! そして先に1000点をとった方が勝ちである。
サーブは2回交代のローテーションなんだけど、点数を多く取りたいので普通のサーブを打ってます。サービスエースとか1点だからね、もはや雀の涙だよ!!
しかし、久し振りに思う様に身体が動いてとても楽しいです! やっぱり、スポーツは良いですな!
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