日常編 | ナノ
 花宮の場合 (1/6)

※本人達はいません。
※会話文のみ


「花宮と千夏が付き合ったとしたら、どうなると思う?」

「世界が終わりそうだな」

「なんかわからないけど何人か死にそう」

「古橋と瀬戸が物騒で草。いや、わかるけどさ。ザキは?」

「んー…案外、普通なんじゃね? なんだかんだ、花宮が千夏を上手くコントロールしそうだし」

「えぇ? うっそー。絶対に花宮と千夏は、共依存してめっちゃ病むよ!」

「あー…その節はあるかもね。花宮も千夏も似てるから、お互いしか理解者がいないとか思ってそうだし」

「まぁ、確かに似た者同士なのはわかるな。だが、どちらかと言うと花宮が千夏に依存しそうなイメージの方が強いな」

「まぁ…千夏って、花宮とは違って誰にでもってのは変だけどそれなりに色んな奴に甘えるからな。主に瀬戸だけど」

「それに花宮は、絶対に避妊しなさそう!」

「それお前じゃね?」

「あ、まぁ…花宮はなぁ。本来なら、その辺りの計算はしそうだけど…千夏が相手ならしないだろうね」

「は? あの花宮が?」

「花宮は、千夏相手なら普通に嫌がる事をしそうだからな。それにそれで妊娠したら、逃げられないだろうしな」

「花宮は、間違いなく千夏の逃げ道を潰すっしょ。肉体的にも世間体的にも。アレだよ、付き合ったら最後みたいな」

「いや…お前等の花宮のイメージはどんだけヤバいんだよ。流石に花宮も好きな女には、そんな事しないだろ」

「おま、バッカ! 逆だよ! 好きだからやんの。花宮はそういう奴だよ」

「そもそも、花宮の愛は重そうだしな」

「なんか千夏が精神病みそうだなぁとは思う。なんていうか、花宮って千夏をダメにする天才だよね」

「それ褒めてねぇからな!?」

「でもなんだかんだで、花宮も大事にはしそうだから千夏も病みつつも幸せそうなイメージ」

「だが、学校生活で花宮が荒れそうだな」

「わかる。嫉妬凄そうだしね。裏で人殺してそう」

「草。でも花宮なら殺りかねないのが怖いよねぇ〜」

「いや、そんな2人見たくないんだが!?」


※結論、花宮は千夏ちゃんに依存して色々とライン越えそう。
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