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目が覚めたら、何故か隣に真がいた。しかも、普通に! めっちゃ普通に! 魔導書とか読んでて、ちょっと混乱した。
「やっと起きたかよ」
「…は、え、何してんの?」
「見ての通り魔導書を読んでんだよ。目腐ってんのか、テメェは」
「っ、ちっげぇよ! は? 何してんの? あんた、死に掛けてたんだよ? ていうか、大丈夫なの? は?」
「起きた早々、お前はうるせぇな。別に死に掛けただけで、普通に生きてんだろ」
「……はぁっ!?」
色々と言いたい事はあるけど、真が余りにもいつも通り過ぎて頭が追い付かない。
は? なに、こいつ?
どういう神経してんの?
死に掛けてたって言ってんのに、生きてんだろっておかしくない? 絶対に頭おかしいでしょ、この人。
しかも、なんで真が起きてるのに他の奴等いないの? え、なに? 実は、真が死に掛けてたのは夢だったとかそういうオチ? いや、一応は真も死に掛けてたって認めてるからそれはおかしいか。
え、なに、まじでなんなの?
「おい、アホ面してねぇで耳かっぽじってよく聞け。まず、お前は絶対に死なせてやらねぇからな? もし、お前が自分が死ぬ前提で動いてんなら、お前が死ぬ前に俺等が死ぬからな。1人逃げは許さねぇぞ」
「………」
「まぁ、俺等はお前と違って別に誰かが死のうと興味ねぇけどな。自分が死ななきゃいい」
「…は? じゃあなんで」
「そんなの、お前が嫌がるからに決まってんだろバァカ。頭の良い千夏チャンなら、どういう意味かわかるよなァ?」
「………性格わるっ」
「ふはっ、そりゃあどうも」
……あぁ、もう本当に最悪だ。
誰だ、真に一哉との喧嘩内容をチクった奴。一哉は、普通にないから…絶対に健ちゃんか康次郎だろ。弘は、なんだかんだで…気にはしてくれてたし、余計な事は言わないだろうし。
ていうか、真がその事を知ってるって事は…真が目を覚ましてからそれなりに時間が経ってるって事だよね。だから、普通に魔導書とか読んでたのかよ。わたしが無駄に寝てただけじゃねぇか。
それにしても、本当にクソだよね。わたしが嫌がるからとか、本当にただの嫌がらせじゃねぇか。しかも、その嫌がらせの為に死ぬとか相当頭イカれてるからね。そこは、お前には死んで欲しくないからとか言うべきだよね。いや、まぁ…真がそんな事を言う訳がないのはわかってるから別に良いけどね?
んー、つまりは無茶して強行突破は出来なくなったって事だよね。まぁ、別にわたしだって無駄に死にたい訳じゃないからね。
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