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前回のチーム戦バトルロワイヤルから1ヶ月後。


またしても虹村から各校へと招待状が届いた。もちろん、来ない者は、虹村及びバトルロワイヤル開催者により強制連行されました。



「ヒャッハー! またバトロワえるの! やったね! キラちゃん!」

「死体が増えるよ!」

「おいやめろ」

「てか、バトロワえるって何語なのそれ」

「チッ…クソめんどくせぇ」

「俺等は、モニタリング室で高見の見物が出来るのか。楽しみだな」



相変わらず血の気の多いキラとヘラヘラ笑っている原、そして早くもやる気がない花宮。

ちなみに霧崎は、キラと原が参加したいと自ら立候補した結果である。古橋と瀬戸も参加しないかと誘われたが、キラがいる時点で殺されるのが目に見えていた為に断った。

山崎は、安定のつまらないから参加しなくていいよ! とバッサリと言われていた。



「ルールは、そのテキスト通りだから各自読んどけよ〜。個人戦って事で難易度上げといたから」

「はい、修ちゃん!」

「はい、キラ!」

「どんな感じに難易度が高いんですか! 無限支給品がなくなったのはわかるけど!」

「とりあえず、食料は1食だから腹減ったら奪うか我慢。武器も支給品のナイフとマグナムがなくなったら、探すか奪うかしないと手に入らないって感じか?」

「ガチじゃないですかーやったー!」

「だろ? キラなら喜ぶと思ってたぜ!」

「霧崎のマネージャーと虹村は、なんであんな仲良くなってんだよ」



ちなみにキラと虹村は、あのバトルロワイヤル以来、意気投合したらしく今じゃ大の仲良しである。

ちなみに灰崎は、あの2人には関わりたくないと全力で無視を決め込んでいる。

ことあるごとにあの2人に絡まれている灰崎は、もはや自殺した方がいいかもしれないとすら考えていた。



「キラさーん!」
「キラちーん」

「あら、高ちゃんにあっくん! あっくんは、キセキだからわかるけど高ちゃんも今回参加するんだねwww」

「いやぁ、なんかノリでwww てか、先輩達にお前が参加しろってwww」

「えっ? じゃあ高ちゃんってば、あんまり乗る気じゃないの?」

「まっさかーwww 先輩達に言われてなくても参加する気でしたよwww」

「俺も面倒くさいけど負けっぱなしは嫌だし、頑張るよ〜」

「え、なになにwww 2人はわたしに宣戦布告しに来たのwww 受けて立つぞこらwww」

「いやいや、そんなwwwキラさんみたいなマジキチに勝てるとか思ってないッスよwww」

「リア狂には勝てないよね〜」

「ちょwww なんなのこの2人www」



キャッキャッと騒いでいる前回同じチームだった3人。しかし、今回は個人戦なので敵同士である。

そしてマジキチとリア狂と普通に言われるという。

高尾と紫原は、前回のバトルロワイヤルでキラの行動を近くで見ていたから仕方がない。




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