ゲームを殺ろう! | ナノ
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -

 05*(1/4)



はい、お久し振りです!
といっても何時間か前に会ったかな? とりあえず、ミッションコンプリートした訳で今ちゃんとあっくんの元に戻って来たんだけど〜


―――――――♪


「"11時までの死亡者を発表します。黄瀬涼太は、崖から落ちて自滅。福井健介、早川充洋はライフルに撃たれ死亡しました。死亡者は3名です。繰り返します…"」


うはっwww ちょ、シャラ瀬なに自滅ってwww なにやってんだ、あのデルモwww

んで、問題は福井さんと早川か〜ライフルねぇ。



「黄瀬は、とりあえず無視して…福井と早川がライフルで射殺か。つまりは、同じ人物の仕業やな」

「ねぇねぇ、原ちゃんは誰だと思う?」

「この短時間でライフルゲットした上で、躊躇なく2人殺れるとなるとかなり限られてくるよね〜」

「室ちんなら殺りかねない。でも相手が福ちんでしょ? なら違うかなぁ〜」

「キラさんは、誰だと思ってるんすか?」



モシャモシャと早めの昼食(携帯食糧)を食べている高ちゃんが、わたしに頭を傾げながら聞いてくる。

てか、高ちゃんってばなんか普通にわたしと原ちゃんになついてるし、可愛いんだよー!

あ、話が反れた。



「ん〜多分、霧崎の奴ではないよね。花宮と瀬戸ちゃんは慎重派だろうし、ザキはヘタレだし!」

「ふーん? なら誰だと思うの〜?」

「さっき、あっくんが言ってたように鬼太郎かな〜って思ったけど、ライフルとなると違うし。勘だけど無冠の奴等か灰崎ってヤンキーかなって」

「無冠の奴等となると…木吉、葉山、実渕、根武谷やな」

「わたし、無冠と仲良いんだけどさ〜あいつらみーんな性格悪いし。なにより、かなり攻撃的だから」

「はぁ? 木吉も?」

「あいつは、腹黒いよ! ヘラヘラしながら躊躇なくグサッ! とかやりそうなタイプ!」



ちなみにキラの友好関係に突っ込んだから負けである。キラに気に入られたら最後、みんな仲良くするしかないのだ。


ん〜、でも無冠の中だとレオちゃんか根武やん辺りかな。コタと木吉は天然だからよくわかんないし。

で、ヤンキー灰崎はなんとなく。ゲーム開始前に唯一、虹村さんにボコられてた奴だったし。なんか特別枠での参加だったから気になってたんだよ。

それにキセキについて詳しくあっくんに聞いた時に灰崎についても聞いたんだけど、かなり気性が荒い上に自信家らしいからね〜。なら一番槍になりたがるかなって思った訳よ!


そんなわたしの話をリーダーである今ちゃんは、うんうん…と頷きながら聞いていた。




prev / next