ゲームを殺ろう! | ナノ
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 02*(1/4)


とりあえず、時間を確認すると今は朝の7時らしい。リアルだと確かに昼過ぎだったはずだけど、ゲーム内だと7時なのね。

まぁ、期間は3日間だし。
リアルタイムでやれる訳ないよねぇ〜。

まぁ、まずは電話でもしましょうか。

えと、チームリストから…



「"はいはぁ〜い、原ちゃんですよ"」

「まさかの同じチームだったね!」

「"ねぇ〜。しかもリーダーがヤバいよね"」

「もうこれは、全力で花宮を潰すしかないよね!」

「"あぁ〜キラが楽しそうでなによりだよ。で、今どこいんの? 近くなら合流したいんだけど"」



とりあえず、原ちゃんが同じチームでした。しかも同じ霧崎ということで、真っ先に連絡した訳です。

正直、霧崎のメンバー全員をぶっ殺したかったんだけど仕方ない。

むしろ、原ちゃんならわたしに乗ってくれるし! 楽しめそうなので気にしない気にしない。

てか、普通にわたしのチームの奴等はみんなヤバいから大丈夫だ! 任せてくれ!

そんな事を考えながら地図を出して、自分の位置を伝えると原ちゃんが唸り出す。



「"ん〜、ちょっと遠いかなぁ。でもキラの事、1人にするのもアレだし〜"」

「ん? 大丈夫だよ? 他のチームの奴に会ったら、問答無用でぶっ殺すから安心して!」

「"うん、すげぇ頼もしいけど…まずはチームの奴等と合流しようよ"」

「えぇ〜とりあえず、花宮探してくるよ」

「"ちょ、だからダメだってば! あぁ、もう! 他の奴に任せられないし…急いで行くからそこにいて"」



いや、だってチーム戦ですし。キル数稼いだ方がいいじゃん?

そんな事を考えていたらいつの間にか通話が終わっていて、とりあえず原ちゃんが来るっぽいから大人しく待つことにした。


ちなみにさっき武器支給の通知が来たんだけど、原ちゃんにとりあえず動かないで! とすぐに連絡が来たので渋々待ってます。

あー、新しい武器欲しかったのになぁ。ロケランとかロケランとかロケランとか!

とか、考えてたらなにやら足音が聞こえてくる。

そして原ちゃんかな? とか思いつつ身を隠すあたしは、さすがだと思う。

暫く身を潜めているとそこには、笠松さんがいました! しかもわたしに気付いてない。

あれ? これチャンスじゃね?
確か、笠松さんってリーダーだったよね?

まぁ、とりあえず! 殺せるのなら殺してしまおう! ということで、腰に差しといたサバイバルナイフを構えた。




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