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「ブーブーつまんなーい!」
「花宮が勝つとかつまんな〜」
「勝っちゃったよ…」
「さすがだな」
「ふぁ〜…お疲れ、勝ったんだ」
花宮が帰ってくるなり霧崎陣からのブーイングである。しかし、勝ち誇った顔をする花宮にキラと原が吹き出す。
そしてそんな中、虹村が適当に賞金の説明をして優勝チームへと渡した。
それをこれ見よがしにキラと原に見せびらかす花宮は、さすがだ。
「花宮ァー! わたし肉食べたい! 今日は、焼肉パーティーしよ! 花宮の奢りで!」
「あぁ? やなこった」
「ケチ! 花宮のケチ眉毛! 瀬戸ちゃん、わたし焼肉食べたいよー」
「ん、あぁ…別にいいよ。今、欲しいもんとかないし」
「さすが瀬戸! 花宮とは大違いだよねん♪」
そして早速、瀬戸にたかるキラと原である。
そんな姿を見ていた虹村がゆっくりとキラの元へ歩いてくる。
それに気付いたキラは、頭を傾げながら花宮の眉毛を意味もなく指差した。
ホントに意味がないし、意味もわからない。
「次、またやるってなったらやるか?」
「え、またやるの!?」
「ちょ、キラがイキイキしてるwww」
「あぁ、好評だったらな。それに次は、チームじゃなくて個人戦の予定だ」
「なにそれ、ワクテカが止まらない!」
「まぁ、適当にまた収集掛けるわ」
「ういっす! よろしくオナシャス!」
そして何故か虹村に気に入られたキラであった。
しかも次回も出る気満々のキラに他の学校のメンバーは、やっぱり霧崎は頭がおかしい…と思っていたそうな。
ちなみに何故かキラが高尾と紫原も一緒に焼肉行こう! と勝手に誘ってよくわからないメンバーで焼肉屋に行ったのであった。
今吉マジで涙目。
そしてそんなこんなで長いゲームは、終了した。
(あーあ、最初に花宮殺っとけばよかった)
(ホントだよねぇ〜見逃したばっかりに)
(まぁまぁ、楽しかったじゃないっすか!)
(キラちん、仇とってくれたしね〜)
(あぁ、鬼太郎ね! 殺った殺った)
(それにしても綺麗に無冠残ったよな)
(確かに、さすが性格悪い)
(キラも負けないけどねん)
(キラちんは、リア狂でしょ?)
(お前等、仲良くなり過ぎだろ)
(花宮が仲間に入りたさそうに)
(こっちを見てるよんッ!)
(だが、あたしは断る!)
(ちょ、キラさんwww)
(入りたくねぇよバァカ!)
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