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ていうか、いつまで隠れてるつもりなんだろう? いい加減、イラついてきたぞい!
「あぁ、もう…今ちゃんどうする?」
「もしかしたら逃げたんちゃう?」
「いや、多分いるよ。っと…ほら、またナイフ飛んで来たし」
「キラの勘怖すぎやろ」
「なんとなく場所わかるからねぇ〜。じゃあもう面倒だから突っ込むよ? はい、今ちゃんサブマシンガンよろしく」
「死んだら許さへんよ」
「まっさかー! ナイフなんかで殺られないから大丈夫」
それに投げて来たナイフは、2本。残りナイフは、最低でも4本…多分だけど2人だと思うし。
3人ならバラバラにナイフ投げたりすれば殺す事は出来なくても怪我をさせる事くらいは、出来るし。
なのにそれをしないとなると多分2人。それか3人いるけど、全員がとんでもないチキンかバカだ。
今ちゃんにサブマシンガンを預けて、とりあえず形だけナイフを構えて相手がいるであろう木の影に突っ走る。
◆◇◆◇◆
と、楽しくなってきたところで場面は変わる。
「原さーん、出来たっすよ!」
「ん、オッケー。つーか、支給武器みんな取って無さすぎじゃない?」
「まぁ、ぶっちゃけ的になりますからね〜。待ち伏せとか出来るし」
「でも誰にも会わないんだよね〜。つまんないって言うか、拍子抜け」
「とりあえず、此処の支給武器はクソでしたけどね!」
キラと今吉が何者かと対峙している一方では、原と高尾が支給武器の箱のなにやらやっていた。
ちなみにこの支給武器は、ハズレだったらしい。というのも、中身がアホみたいな物だったらしい。
なので、中身は取らなかった様だ。
「なんで食器一式が支給武器としてあるんだし。いや、まぁ使えなくはないけど」
「でも正直、要らないっすよね」
「ならサブマシンガンとかくれって感じ。次、合流した時にはキラのサブマシンガンないと思うし」
「キラさん、トリガーハッピーっすもんね」
「いや、キラに接近武器持たせると今以上に突っ込むだろうし、あんまり持たせたくないんだよね」
「ちょwww 安定のリア狂www」
さすがは、キラとある程度付き合いが長い原である。
そして大爆笑している高尾に裏切って誰か殺すならキラ以外にした方がいいよん。などと笑って助言しているが、このチームを裏切るなんて死んでも出来ないと高尾は、思った。
(霧崎のマネージャーキチガイだべ…)
(まぁ、なんとなくわかってましたがね!)
(てか、早速裏切りッスか!?)
(俺、こういうのやっぱりダメです!)
(ならあんま、見んなや)
(福井さあぁああん!!)
(早川先輩が福井さんになついてるッス…)
(あの福井さんは、無駄にイケメンだった)
(無駄にとか言うなや!てか、灰崎殺せや!)
(灰崎と真島が殺り合うの希望)
(虹村さん楽しんでるッスね…)
(うっせぇ、俺も参加したかったんだよ!)
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