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 05*(3/4)



ちなみに紫原と高尾が手に入れてきた武器は、ご覧の通りだ。

サブマシンガン×1
ショットガン×2
マグナム×4
手榴弾×5
吹き矢(矢10本)


支給武器2つ分である。
しかもこの引きの強さ、さすがキセキの世代とHSK。

そして武器の振り分けは
今吉:マグナム×2、手榴弾×5
キラ:サブマシンガンのみ
原:ショットガンのみ
高尾:マグナム×2、吹き矢
紫原:ショットガンのみ


ちなみにキラのサブマシンガンは既に残り弾数が少ない。弾薬は、支給されないので弾薬が無くなり次第その武器は使えない。

使い慣れた武器を使い続ける事が出来ない仕様になっている。使い続けたいのなら新たな武器支給で手に入れるか、奪い取るしかないという事になる。



「ねぇ、今ちゃんさ〜瀬戸ちゃん裏切りに誘ってみない?」

「いや、それは無理やろ。瀬戸も阿呆やないし、自ら危ない橋は渡らんと思うで」

「んーだよね。てか、このチームなんでこんな仲良いんだろうね! 裏切り者出たら楽しそうなのに!」

「やめーや。むしろ、一番裏切りそうなんはキラやけどな」

「まっさかー! 今ちゃんと同じチームなんだから裏切らないよ? 一緒に花宮を潰すんだから!」

「ホンマに花宮の事好きやな」



まぁね! ぶっ殺したいくらい好きだよ! (※ヤンデレとかではない)むしろ、花宮が嫌がる事が出来ればなんでもいいや!

そして今ちゃんと周りを警戒しながら喋っていると不意にナイフが飛んできて、わたしの頬を掠めた。

うわっ…やっぱり痛みとかあるんだ。サッと頬を撫でるとチクリとした痛みと指に血が付いている。



「んー、今ちゃん下がって。多分、1人じゃないと思うからサブマシンガンで一掃する」

「いや、どこにいるかわからんやん」

「ん、なんとなーくナイフが飛んで来た方向わかったし。大丈夫〜ちょっとムカついてるし」

「あらら、相手さん一番喧嘩売っちゃいかん奴に喧嘩売ったでぇ〜?」

「別に隠れてても良いけど、謝るなら今の内だよ? まぁ、許さないけど!」



カチャリとサブマシンガンを構えてなんとなーく相手がいそうなところを撃ちまくる。

もう弾数少ないし、これで終わりかなぁ。まぁ、わたしは接近戦でも全然いいんだけどね?

ナイフ投げて来た時点で相手は、武器を持ってないみたいだし。むしろ、わたしがサブマシンガン持ってるの見えてただろうにバカなのかな? 死にたいのかな?




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