ゲームを殺ろう! | ナノ
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 05*(2/4)



ていうか、花宮と瀬戸ちゃんが同じチームなのはビックリだよねぇ。

囮役だったわたしと原ちゃんに、周り警戒及び監視をしていた高ちゃんが瀬戸ちゃんを目撃していた。

つまり、花宮のチームには瀬戸ちゃん、リコちゃん、伊月が確定した訳だ。

ていうか、なんか花宮のチームもなかなかカオスなメンツだった件について。



「とりあえず、キラさんのサブマシンガンの弾薬もう少ないから、キラさんと組む奴は弾薬余ってる奴にしないとダメッスね」

「キラ、乱射してたからねwww」

「いやぁ、爽快でした!」

「武器は、紫原と高尾のお陰でかなり充実しとるが…無駄使い厳禁やで」

「大丈夫大丈夫、弾薬無くなったら不意打ちクラッシュするから。それに相手が武器持ってなかったら余裕!」

「キラちんってリア狂?」

「ちょwww間違ってないけどやめてwww確かにキチガイだけどやめてwww」



いやいや、霧崎はリア狂の集まりでしょ。何を今更言ってるだこやつ等は。

ていうか、武器が手に入らないとかなり不利だよね〜これ。実際、花宮達はなにも持ってないみたいだったし。

ま、あそこで4キル出来たんだけど、あっさり殺すのもつまらないからね〜。



「ほな、どう分けるか決めよか。キラは、大人しく待ってられへんやろうから動いてもらうで」

「オッケーオッケー! 任せんしゃい!」

「拠点として此処には、誰か残っといて欲しいねん。せやから、最低でも1人残ってもらうで」

「てか〜また探索と探り入れる感じなの?」

「余裕があれば探索と探りもしてほしいが、他の奴等が様子見してる今の内に人数を減らしときたいねん」



つまりは、キル数稼ぎ優先で余裕があれば探索、探り入れをしてくれって事か。

まぁ、確かにもっとバンバン死ぬと思ったのにまだ2人だけだもんなぁ(※黄瀬は論外)。

みんな慎重派って感じなのかねぇ? ゲームなんだからもっと特攻しようぜ? つまらないじゃないか!



「てか、もう俺達3人が仲間なの花宮達にバレてるし、3人行動でもいいよね」

「まぁ、せやな。じゃあ逆に残りたくない奴、おるか? もちろんキラ抜きで」

「「はーい」」

「ん〜…じゃあ俺、図体でかいし見付かりそうだから残る。武器調達で疲れたし」

「まぁ、紫原にかなり持って貰ったからな! 俺は、ピンピンしてっけど」



そして話し合いの結果、拠点である此処に残るのはあっくんになった。そして残りの4人は、わたしと今ちゃん、原ちゃんと高ちゃんで別れて行動する事になった。




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