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予想外の大好評によりWC後、またしても収集を掛けられたいつのもバスケ部の面々である。
今回は、開催者により選抜されたメンバーによるペア戦である。ちなみに選抜から抜けたメンバーは、安定のモニタリング室で高みの見物です。
「わたし、修ちゃんか祥吾くんとペアになりたい!」
「なにそれ、怖い」
「俺はまた高尾がいいかな。色々と楽だし」
「とりあえず、誰とペアだろうとキラと会えば死ぬだろう」
「クソッ! 俺は、参加したくなかったのに!!」
「チッ、毎度毎度めんどくせぇ…」
そして安定の霧崎である。
前回の個人戦では、不参加だった瀬戸・古橋・山崎だが…今回、選抜されてしまいまさかの霧崎全員参加である。
ちなみに洛山も全員参加である。
「てか、相方が死んだら即ゲームオーバーならワンチャンあるんじゃね?」
「確かに、キラを殺さずにキラを退場させる事が出来るのは大きいな」
「でもさ、それは俺等も同じだからね? 誠凛の連中とペアとかだったら即仲間割れ、即ゲームオーバーな気がする」
「ホントそれな!」
「わたしは、誰とペアだろうと優勝を狙うけどね! 死ぬ気で狙うけどねっ!」
「なら死ね。ゲーム開始してすぐ死ね」
「花宮が死ね! あ、やっぱりダメ! またわたしが殺すから!」
相変わらずのキチガイである。そしてペアのクジを引いてから各自、機械へと入って行く。
ちなみにペア発表はなく、現地(ゲーム内)で同じ場所に転送される様になっている。
つまり、ゲーム開始同時に自分の相方を知る事になる。合流をする手間はないが、ゲームが始まっているのでその場で悠長に作戦を練る事は、出来ない。
なのでゲーム開始後、即仲間割れなんて事も有り得るのだ。
ちなみに出現位置はランダムだが、ゲーム範囲がかなり広がったのですぐに出会す事はまずない。
もちろん、すぐに動き出したりするペアがいたりしたら話は別だが。
しかし今回は、ミッション等もあるので余り出現位置は近く設定はされていない。
もちろん難易度は上がっているが、ある意味敵との遭遇率は低くくなったので相手を探すのが大変なのが今回のペア戦である。
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