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おまけ


※会話文のみ


「はぁ、これ見よがしにイチャイチャしやがってよー」

「いや、そんなあからさまじゃねぇだろ…。今日は、たまたま練習見に来たってだけだろ」

「あ、みょうじさんもあのストラップちゃんと付けてるんだ。スマホ持ってるとこ見ないから、今知った」

「ほぅ、やはりスマホか。仁王から付けてるとは聞いていたが」

「いや、仁王がお揃いのストラップとか付けてる事がなんかもうウケる」

「ふふっ、微笑ましいじゃないですか。仁王くんもみょうじさんもとても嬉しそうですし」

「ブン太は、もう少し素直に祝福してやれって。だから、いつまで経ってもみょうじに名前覚えて貰えないんだぞ」

「アレは、絶対にわざとだろぃ! 普通に名前知ってるけど呼ばないだけだろぃ!」

「まぁ、みょうじさんは喧しい人が嫌いだって言ってたからね。多分、丸井は真田と同じ扱いだよ」

「いやいや、なら赤也もうっせぇ部類じゃん!」

「赤也の事は、なんか子犬っぽくて可愛いねってみょうじが言っていたぞ」

「人間に見られてなくて笑った」

「あ、仁王くんが戻って来ましたね」

「すまん、遅れた」

「ふふっ、まだ休憩中だし構わないよ。みょうじさんは、なんだって?」

「なんか写真がぶれるから動かないでくれとか無理な事を言っちょった」

「あー、だからスマホ持ってたんだね。ていうか、仁王の写真撮ってたんだ」

「最近、写真撮るのにハマっちょるらしくてな…猫とか色々なもん撮っちょるよ」

「みょうじが撮る写真か…実に興味深いな。是非、見せて貰いたい」

「センパーイ! 次のメニューの事で相談なんスけど!」

「お、新部長が来たぞ」

「ちょ、茶化さないで下さいよー! この柳先輩のメニューだとちょっとまだキツいんで、」

※柳と赤也が輪から外れる

「私達が部活に参加するのも今週までですかね。後は、たまに顔を出すくらいになるでしょうか」

「まっ、いつまでも俺等がいたら赤也が成長しねぇしな。それに他の奴等も練習しにくいだろうからな」

「特に真田がいるとうるせぇもんな。何故か、今もスパルタで指導してるし」

「寂しいけど、俺等は引退だからね。たまに顔は出しに来たいけど」

「赤也の様子も見に来ないとじゃからのぅ」

「お前は、みょうじとイチャイチャでもしてろ! デートでもしろぃ!!」

「ブンちゃんからの妬みが凄いナリ」

「仁王に彼女が出来て嬉しい反面、寂しいし羨ましいんだよ。だから気にすんなって」

「ブンちゃん、俺の事すき過ぎじゃろ」

「ちっげーよ!! それに俺だって彼女くらいすぐ作れるっつーの!」

「おー、頑張りんしゃい」

「彼女持ちの余裕で更に丸井を煽っててウケる」

「ブン太にはまだ早い、やめとけ…」

「おい、ジャッカル! マジで止めんのやめろ!」

「まぁ、焦るものではないですし…丸井くんにも自然に出来ますよ」

「やっぱり、モテるヤツは言う事が違うぜよ」

「まぁ、丸井はもう少し落ち着きを持つといいと思うよ。顔は悪くないんだから」

「ちょ、幸村くんガチアドバイスやめて…」


※ただ言いたかったのは、中学生男子が可愛いって事です。
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