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そして始業式のみなのでLHRのみだった訳で…只今、質問攻めにあってます。

あ、ちなみにアキラもいるよ。一緒に帰るからね。そして何故か深司もいるという。



「へぇ、神尾の従姉妹なんだ〜。あんまり似てないな」

「伊武とはアキラを通して知り合った感じなんだろ?なのになんか仲良くね?」

「仲良くない。断固として仲良くない」

「こんなのと仲が良いとか冗談でも嫌だからやめてよね」

「んだと、深司ゴラァァア!」

「ハハッ、みょうじいいキャラしてんなー」



と、早くもクラスメイトとは仲良くなれそうです。まぁ、アキラが結構クラスの中心というか…顔が広いと言うかなんと言うか…とりあえず、アキラ効果が凄まじい。

うん、さすがアキラだ。

それに比べて深司は、なんか微妙だ。まぁ、あの性格だしな!仕方ないね!ハハッ、ざまぁみろ!



「てか、俺そろそろ帰るけど。アキラ、まだ残るの」

「いや、帰るぜ?って事で、みんなわりぃけどそろそろ帰るわ!」

「また帰りも深司いるのかよ!」

「なら、あんた一人で帰れば?」

「道わかんねぇよ、バーカ!」

「…なに威張ってんの、バカはそっちじゃないか」

「すぐ喧嘩すんな!じゃ、またなー!」



そしてギャーギャーと言い合いをしていたあたしと深司の腕を掴むとアキラは教室を出て行く。

と言うか、本当にあたしこのクラスでやっていけるのか不安なんですけど。マジ辛なんですけど。

そして何故か、深司がお昼を家で食べて行く事になるし。マジでこいつは、家に居座り過ぎだろ。



「深司、なに食う?適当に作るけど」

「別になんでも」

「アキラー、美奈姉のメモに、なるべく卵使ってだって。オムライスでも作る?」

「俺、さすがにオムライスは作れねぇんだけど。チャーハンくらいなら作れっけど」

「ん、ならオムライスはあたし作るから、アキラはサラダでも作ってて」

「おう!サラダなら任せろ!」



そしてリビングで寛いでる深司は、無視してあたしはオムライスを作った。料理は結構得意なので難なくオムライスを3つ作った。

アキラは、適当に野菜でサラダとインスタントのワカメスープを作ってくれた。

ちなみにその間、深司と何度か目が合ったが何故かすぐに目を反らされた。

んで、なんかムカついたから深司のオムライスにケチャップでバーカって書いてやった。





(い、いただきまーす!)
(…ん、いただきます)
(おい無視か!無視なのか!?)
(うるさいなぁ…黙って食べろよ)
(クソッ!バーカバーカ!)
(うわぁ…餓鬼かよ…)
(なまえ、すげぇ美味い!)
(アキラー!マジで天使!)
(このくらい普通だろ)
(深司、食べるのやめろ!返せ!)
(はぁ?嫌に決まってるじゃん)
(なんなんだよ、お前!)

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