七瀬遙




七瀬君、最近スキンシップ激しくない?


新し



最近の七瀬君は少し、というかかなりおかしい。勉強教えてくれとか、(いや、あんたの方が頭いいでしょ)って思うし、何よりスキンシップが激しい、遭遇すると抱きついてくる。さらには、三年生になった今頃、「マネージャーになってくれ」って言うし、言うの遅いしやらないよ

ワケガワカラナイヨ
って某魔法少女アニメみたいになっちゃうよ



「夏芽、」

『七瀬君、、どうしたの?』
抱きつくなアアアア

「俺、、、、、」
あ、あれれぇ、、ナニコノテンカイ

「魚好きだぞ」

『え?』

「?」
何だよ!私のトゥンクしたときめきを返せ!

『知ってるけど、、それがどうしたの?』

「魚料理も得意だ」
だからそれがどうしたよ!

「魚も綺麗に食べれる」

『あ、それすごい羨ましい』

「、、、じゃあな」

『あ、うん、、ばいばい』

って案外あっさり?したお別れをした




橘君に話しかけられた。

「大空さん、ハルの様子おかしくない?スキンシップ激しいと思わない?」

『うんすごい思う』

「何でだと思う?」

『話しかけれる女の子が少ないからじゃない?』

「あ、あはは、、少し違うかな、、」

『ならわかんないや』

「だよね、足留めしちゃってごめんね!」

『全然平気だよ!』

(ハルも大変だな、、)




「おい夏芽」

『ん?』

「話しがあるから帰りそのまま教室に残っててくれ」

『いいけど、七瀬君部活は?』

「今日はない」

『んーわかった』

あとで何でスキンシップ激しいのか聞こう



ガラッ
『きたきた!ねぇ七瀬君、何で最近スキンシップ激しいの?』

「お前は何で気付かないんだ」
そういって七瀬君は私を抱きしめた

『気付かない?』

「俺はお前の事を名前で呼んでる、クラスの女子は夏芽以外呼んでない」

『う、、、ん?』

「いい加減気づけよ」

抱き締める腕に力を込め七瀬君は囁いた


好きじゃない奴にはしない

(普通好きじゃない奴にこんなことしないだろ)
(っ〜〜)
(どうなんだ、鈍感女)

5分後に私は七瀬君に好きをつたえる


5分後から始まる新しい恋愛


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