「えいっ、モンスターボール。」

「あいたっ、何をするのですかクダリ。」

「ありゃ、捕まんなかった。スーパーボール。」

「いてっ、おやめなさいクダリ。」

「これでも駄目か。ならばハイパーボール。」

「…一体全体何のおつもりでしょうか。」

「いや、ノボリをゲットしようかと。」

「バカなことを言わないで下さい。モンスターボールで人はゲット出来ません。それに…」

「それに?」

「…私なら、もう身も心もあなた様にゲットされていますから。」

「ノボリ…。じゃあボクはノボリにメロメロ状態だよ。」

「ふふ、ならば貴方の持ち物はあかいいとですね。」

「もしノボリがメンタルハーブとか持ってたら泣くよ。」

「ご安心を、私の持ち物はくっつきバリです。ずっとあなた様についていきますよ。」

「…嬉しいけど、なんか痛そうで複雑な気分。」


(「ゆうわく」されてキミに「メロメロ」)(「なんでもなおし」なんかじゃ、治らない!)