「わー、ハチクさんの髪の毛サラサラー。」

「お前がふわふわしすぎてるだけだろう…。」

「いや、これは生まれつきなんですよ。」

「しかも、何か甘い匂いが…。」

「あ、それは多分蜂蜜の匂いです。あそこに一日中いると匂いが移っちゃうんですよ。」

「…お前らしいな。」

「ハチクさんはシャンプーのいい匂いがしますっ。」

「あんまり嗅がれて気分がいいものではないがな。」

「じゃ、もう少しだけぎゅーってしてて良いですか？」

「…好きにしろ。」



(甘い匂いが漂う中で)(二人の香りを感じながら)