「好きです。」
とボクが言うと。
「直球すぎ。30点ってところね。」
貴方はそういって、ほくそ笑むんだ。
「アタシ、どストレートなつまらない男は嫌いなの。あと、お子ちゃまもね。」
マーズさんはいつもボクを子供扱いする。
「…ボクはもう14です。」
「アタシから見ればまだまだお子ちゃまよ。」
しっしと追い払う仕草を見せるマーズさん。
…ボクだって、子供なんかじゃない。マーズさんが思っているより大人なんだ。
「マーズさん。」
「何よっ…!?」
振り向いたマーズさんの肩を引っ張り、耳元に唇を寄せる。
「 」
そういうと、マーズさんは先程とは一転し、真っ赤になった。
(子供子供と思っていた彼は)(予想以上に大人でした)
なにが言いたいかというとマーズ可愛い。